CVIT 第36回日本心血管インターベンション治療学会東北地方会

事務局 弘前大学大学院医学研究科
心臓血管病先進治療学講座
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会長挨拶

会長挨拶

第36回日本心血管インターベンション治療学会・東北地方会 会長 樋熊拓未 第36回日本心血管インターベンション治療学会・東北地方会
会長 樋熊 拓未
弘前大学大学院医学研究科
心臓血管病先進治療学講座
 この度、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)東北支部運営委員の先生方からのご推挙により、平成26年7月19日(土)弘前文化センターにおいて、第36回CVIT東北地方会を担当させていただきますことを光栄に存じております。
 心血管インターベンションは、薬剤溶出性ステント(DES)の導入による再狭窄低減効果は絶大で、その治療適応は拡大されてきました。新たなデバイス、新たなイメージングモダリティの性能向上も伴い、インターベンション治療はめざましい進歩を遂げ、循環器疾患の治療の主役となってきました。慢性閉塞性病変に対しても種々の手技により、初期成功率は満足のいくものとなり、現時点では心血管インターベンションは技術的に円熟期を迎えたといえます。しかしながら、これらのデバイスを駆使しても冠動脈インターベンションは急性冠症候群以外の虚血性心疾患の予後改善には至っておらず、重症多枝病変例に対する冠動脈バイパス術(CABG)の予後改善効果は絶大で経皮的冠動脈インターベンション(PCI)よりもCABGが勝るというエビデンスを認識しなくてなりません。循環器疾患診療ではインターベンション医師だけでなく一般の循環器内科医、心臓外科医、看護師、放射線技師、臨床工学技士の医療スタッフを巻き込んだ成熟したハート・チームが機能することにより、個々の患者にとって最適な医療を考慮しながら治療法を選択し、予後改善を実現できるものと考えています。
 日々進歩する最先端の知識・技術を共有すること、ハート・チームを機能させ個々の患者に最適な治療選択を行うこと、不幸にも合併症が起こった場合に適切に対処すること、これらは我々CVIT会員の責務と考えますが、さらに我々は新たな治療戦略、新たなデバイスを用いてより高度な心血管インターベンションにチャレンジすることも要求されます。また心血管インターベンションはその治療後も薬物療法を中心とした患者様の包括的管理が要求されます。本学会に参加される皆様によるさまざまな討論・講演を通じて、患者様の短期的・長期的な予後改善のための知識を共有化する有意義な場としたいと思います。そこで、今回のメインテーマは『すべては患者様の笑顔のために-もっとアグレッシブに、もっと安全に-』としました。
 CVITの領域は、PCIのみならず、末梢血管疾患、弁膜症・先天性心疾患などの構造的心疾患(SHD)へと拡がり続けています。これら心血管病に対するインターベンション治療に関するメディカル・コメディカル部門の演題を広く募集し、暑中厳しいと予想される弘前での熱いディスカッションを期待しています。皆様の多数のご応募とご参加をよろしくお願い申し上げます。
第36回日本心血管インターベンション治療学会・東北地方会 会長 樋熊拓未
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