2015.10.09~11 日本高血圧学会

大石舞香先生、第38回日本高血圧学会で高血圧Start Up奨励賞最優秀賞受賞

 10月9〜11日の三日間にわたって松山市で開催された第38回日本高血圧学会総会において、当科の大石舞香先生が上記最優秀賞を受賞されました。
優れた研究を行った15名の若手研究者に贈られる奨励賞に事前審査で選ばれた大石先生は、高血圧学Start Up Young Investigators Forumの中で「妊娠高血圧症候群患者長期フォローアップ体制の構築〜妊娠時血圧に関する悉皆調査をふまえて〜」という演題名で発表。最優秀賞に選出されたものです。
妊娠高血圧症候群(PIH)は、将来の心血管疾患などの罹患率が高く妊娠後も長期的にフォローしていくことが重要であるにも関わらず、これまでフォロー体制は確立されていませんでした。そこで当科ではPIH罹患者の長期フォローのためのPIHフォローアップ外来をスタートさせたことを紹介し、そしてそれにより「日本一の短命県」返上に貢献したいと講演されました。さらに規定の5分間の審査委員との厳しい質疑応答の中で、女性の健康にはまず一義的に産婦人科医が関わるべきであることを訴え、さらに将来の自らの夢として母子手帳ではなく女性が一生活用できる女性手帳を開発したいと熱く語り今回の受賞となりました。
表彰式では審査委員長からは、「ダントツの1位でございます。」とのコメントがあり、また多くの審査員の先生から「素晴らしい発表で、満場一致でした。」、「今後の成果に期待しています。」などと励ましの言葉を頂戴しました。
当科の掲げるPIH患者さんの長期フォロー体制がまずは県内で確立され、そしていずれは全国へと広まって、女性の健康寿命の更なる改善につながるといいですね。