ハーバード大学留学便り

竹内 侯雄

2010 年9月より、America, Massachusetts州 BostonにあるHarvard University Massachusetts Eye and Ear Infiirmary(MEEI)にて、研究留学をさせていただいております。こちらにきて1年が経過しようとしていますが、振り返ると 、あっという間の1年でもあり、色々と慣習・言葉の違いに戸惑った(苦労した?)1年でもありました。

留学前は、一言でいえば、「不安>期待」でした。始めのうちは家族を日本に残してのスタートでしたので、生活のset upもすべて自分でおこなわなければならず、言葉の壁と生活・文化の違いからくるtroubleにほぼ毎日?のように苦しまされましたが、日本からすでに留学されている他大学の先生方にも助けていただき、何とか過ごすことができました。諸先生方には留学を通して知り合う事ができ、そのことに感謝しております。

写真:留学
一番左端が私です

私の在籍するlabには、日本人以外にアメリカ人・ギリシャ人・フランス人・スイス人・中国人・韓国人がいます。留学当初は、彼らと話すことに強いストレスを感じていました。少しずつですが、彼らとともにresearchをしていく中で、言葉だけではなく、相手の気持ち・考え方も知るようになり、日本にいるときには想像すらしなかったことを、この留学を通して得ることができました。

この留学を通して、1年前の自分と比べて、何かかわったことはあるのか?と考えると、何が”standard”なのかわからなくなってしまったというのが実感です。日本と違い、ラボの中も外もここは「多国籍」です。いままで自分の頭の中で”standard”と思っていたことが、全くの間違いであったり、、、、しかしながら、そのような中でまた、新しい自分も発見できたかなと思っております。

全く臨床に関わることがないため、clinicalな知識・技能を忘れてしまうのではないかという不安も多々あります。しかし、こうして海外でresearchに没頭できることは、今にしかできないことであり、長い人生の中でこの留学が、今後の自分の人生にたくさんのplusとなるものと確信しております。

写真:留学
子供とのスナップ

この7月から家族もこちらに来ております。こども達を見ていると、順応するのが早いな、と本当に驚かされます。特に長男は、現地の学校へ通うので、大変な中でも彼なりに何かを学んできてくれたらな、と思っております。

最後に、帰国後にはここで培った知識/技術を弘前大学眼科の発展のために還元させていただければと、このような機会を与えてくださった事に感謝しつつ、努力して参ります。

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