教室紹介
弘前大学医学部眼科学教室という呼び名は教育・研究施設としての弘前大学大学院医学研究科眼科学講座および医学部眼科学講座と診療施設としての弘前大学医学部附属病院眼科という3つの大学内部局を総称して言う時の名称です。したがって、弘前大学医学部眼科学教室といった場合、その機能として教育、研究および診療という3者を挙げることができます。実際、医学部眼科学教室のスタッフはいずれも教育、研究、診療という3種類の任務をそれぞれ担当しています。
- 教育(学部教育) [▼]
- 研究及び大学院教育 [▼]
- 診療及び専門医教育 [▼]
- 教室の雰囲気とモットー [▼]
- 働く女性医師ないし子育てと仕事との両立を目指す方へ [▼]
教育(学部教育)

中央診療棟
眼科学教室が分担する卒前医学教育分野(学部教育とも言います)は主として医学部医学科4年次学生に対する眼科学講義と同5年次学生に対する臨床実習(Bed-Side Learning, BSL)、そして同6年次学生に対する高次臨床実習(クリニカルクラークシップ)です。
このほか、各講座への割り当ての一環として、同3年次学生に対する研究室研修とチュートリアル教育があります。これらの専門教育により、医師という高度な職業人を養成する教育を行います。
医学部医学科以外の学生に対しては、医学部保健学科と教育学部養護教育専攻の学生に対する眼科学教育と全学21世紀教育(教養教育)での最新医学の話題提供があります。
研究および大学院教育

研究棟
「よい研究が行われているところでよい教育が行われる」という理念のもと、眼科学教室の各教員は自らの診療時間との調整を図りながら研究活動にも従事しています。
眼科学教室では単に診療のみを行う医師ばかりでなく、大学院教育を通して将来の眼科学の発展に寄与できる探求能力を持った眼科医の養成をも行っています。
大学院学生は以下の研究グループのいずれかに配属され、研究活動を行います。眼科学教室ではこのほか、大学院講義、演習および実習を行います。大学院教育を通して眼科学を中心とした医学研究の方法論と考え方を涵養します。
- 遺伝性網膜変性疾患の遺伝子診断と治療に関する研究
- 網膜循環障害の病態と治療法に関する研究
- 網膜硝子体疾患の病態と治療法に関する研究
- 加齢黄斑変性の病態と治療法に関する研究
- 緑内障の病態と治療に関する研究
これまでの研究成果については業績の項を参照して下さい。
診療および専門医教育

眼底検査の様子
眼科学教室各スタッフは弘前大学医学部附属病院眼科と各関連病院にて眼科の診療を行っています。できるだけ正しい診断に基づいて患者様に現在の医学水準で最善となる治療法を選択し、実行できるように日々研鑽しています。外来診療については診療案内の項を参照して下さい。
入院診療については、大半の患者様が手術を必要とする方々ですが、必要に応じてぶどう膜炎や視神経炎などの内科的眼科疾患の患者様の診療も担当しています。年間手術件数は約950件で糖尿病網膜症と網膜剥離を中心とした網膜硝子体疾患のほか、以下緑内障、白内障、加齢黄斑変性、外傷、角膜移植、斜視、涙器疾患、眼部腫瘍などと続きます。
平均入院日数は16〜18日となっていますが、白内障や斜視では2泊3日の短期入院を基本としています。
当科は主として青森県全域と秋田県北部における眼科の特定機能病院として、主に重症な眼科疾患の診療機関としての働きをしているほか、網膜色素変性などの遺伝性網膜変性症を専門としている関係上、この分野の患者様は北東北地域に限らず北海道や関東、関西方面から受診することもあります。
教室の雰囲気とモットー
教室の雰囲気は一言で言えば「家族的」であり、上の者が下の者をよく指導することが伝統となっています。近年の女性医師の各分野への進出により、当眼科学教室も約50%が女性医師となっています。
働く女性医師ないし子育てと仕事との両立を目指す方へ(再)
弘前大学医学部附属病院では「ひろだい保育園(園長は病院長が兼任)」を敷地内に開設し、子育てと仕事との両立を支援しています。定員の中には勤務時間中のみの場合と24時間対応とがありますので、適宜選択できます。またお子様の体調管理は当院小児科医師が当たりますので安心して仕事に研修に打ち込むことが出来ます。