ご挨拶

写真:岩木山と弘前大学医学部
岩木山と弘前大学医学部

弘前大学医学部は昭和19年(1944年)に発足した青森医学専門学校に端を発し、その後弘前医科大学を経て昭和24年(1948年)に新制の弘前大学医学部として新たに出発いたしました。平成21年(2009年)には青森医学専門学校発足から65周年、弘前大学医学部発足から60周年を迎えました。

平成18年からは医学部学生教育としては弘前大学医学部として、また大学院教育としては弘前大学大学院医学研究科として教育と研究を担当する部局として目的を明確にしつつ機能しています。
また、診療部門としては弘前大学医学部附属病院が大学の一部局として機能しています。

眼科学は医学の専門分野としは歴史的に古くから認められた臨床医学の一分野です。
眼科学講座は本学発足当時から設置され、青森医学専門学校眼科から引き続き入野田公穂教授が初代教授として務められ、つづいて第2代教授として松山秀一教授が昭和52年から平成10年まで眼科学講座主任を務められ、平成10年に第3代教授として私、中澤 満が着任し現在に至っております。眼科学教室という名称は弘前大学医学部眼科学講座、同大学院医学研究科眼科学講座と弘前大学医学部附属病院眼科の3者を含む総合的な名称でこちらも一般的に用いられています。

私は臨床医学講座の使命として、教育研究診療社会貢献という4本の柱が基本であると考えています。

  • 教育とは医学部学生と医学研究科大学院学生の教育および医師の生涯にわたる教育は勿論のこと、他の医療スタッフや病院で診療を受ける患者の方々やさらに一般住民にいたる幅広い医学教育を指しています。
  • 研究とは日本の医学レベルを世界水準に保ち、将来のさらなる医学・医療の発展の基礎となすことを指します。
  • 診療とは大学病院を中心とした高度な専門的医療の実践です。
  • そして社会貢献とは大学で培った教育や研究成果をそのまま眠らせるだけでなく、社会に還元して初めて意義をなすという考え方です。もうすでに教育の項でもお話しいたしましたが、臨床講座は教育、研究に加えて診療面でも有益な人材を育成して社会に輩出し地域医療に貢献することも大きな働きです。

世界にも負けないレベルを身につけた眼科医を育成

写真:弘前大学医学部全景
弘前大学医学部全景

弘前大学は「世界に発信し、地域と共に創造する弘前大学」を学是としています。
弘前大学医学部眼科学教室は世界レベルの高度な医学を身につけた眼科医師を青森県を中心として全国に輩出して参りました。しかし、医学・医療の発展は日進月歩で、眼科領域でも毎年どんどん新しい考え方や治療法・技術が開発され応用されています。

弘前大学医学部眼科学教室でもそれらの動きに遅れず、また、自分の専門分野では世界にも負けないレベルを身につけた眼科医を育成いたします。その目的の実現のために、眼科学の基礎知識の習得、眼科手術の習得、眼科治療学の習得に加えて、眼科学研究の実践などの様々な眼科専門研修プログラムを準備しています。

それらは豊富な症例を背景として、若い眼科専門研修医のうちからできるだけ主体性を持った教育、診療および研究の各研修が受けられることを可能としています。

弘前という文化あふれかつ大変空気のきれいな環境で眼科学を研修し、世界へ還元するべく巣立つのも素晴らしい選択肢ではないかと信じます。そのような志を持つ方、大歓迎します。

中澤満

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