ビタミンB12 (シアノコバラミン: メチルコバラミン、デオキシアデノシルコバラミン)と葉酸
・ ビタミンB12ならびに葉酸は骨髄における赤血球の分裂DNA合成に必要。
・欠乏すると分裂抑制により、ヘモグロビン等が詰まった巨赤芽球が生じる貧血となる。
 VB12欠乏: (吸収障害)全胃摘出、慢性膵炎、コルヒチンやカナマイシン
 葉酸欠乏: (需要増加)妊娠、(摂取不足)偏食、
        (代謝障害)メトトレキサートなどの薬剤、飲酒
赤血球産生に必要な因子(III)
ビタミンB12
R結合蛋白
胃
ビタミンB12+R結合蛋白
内因子
十二指腸
ビタミンB12+R結合蛋白
内因子
ビタミンB12
ビタミンB12+内因子
ビタミンB12+内因子
ビタミンB12
内因子レセプター
5,10- メチレンTHF
ジヒドロ葉酸
THF
5- メチルTHF
葉酸: B群ビタミンの1つ
プテロイルグルタミン酸の総称
THFとその誘導体が補酵素機能
dUMP
dTMP
dTTP
テキスト ボックス: チミジル酸合成酵素
チミジル酸合成酵素
ビタミンB12
テキスト ボックス: メチルコバラミン
メチルコバラミン
悪性貧血:巨赤芽球貧血の一種で、内因子分泌障害により神経症状も伴うもの。