オピオイド (Opioid = opium-like)
 ・ 麻薬性鎮痛薬及びその関連合成鎮痛薬などのアルカロイド、あるいは内因性
  モルヒネ様ペプチドの総称 (麻薬はその法律的名称)
 ・  ケシ未熟果皮の抽出物(アヘン)の持つ強力な鎮痛作用が古くから利用された。
  成分研究(モルヒネ、コデイン、デバイル、パパベリン等20種類以上のアルカロイ
  ドが単離精製された。
 ・  脳内にオピオイド結合活性を確認。初めての薬物受容体発見(1970)
麻薬 (Narcotics)
 ・  鎮痛、麻酔効果と共に身体及び精神依存性を示す一連の薬物で法律に指定
  されているもの
鎮痛薬 (Analgesics)
 ・  意識喪失、あるいは五感に影響を与えない用量で、選択的に臨床上問題となる
  痛みを抑制する薬物 − 麻薬性鎮痛薬 (中枢) と解熱性鎮痛薬 (末梢)
オピオイドと麻薬性鎮痛薬