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ごあいさつ

会長:福田幾夫
2012年2月1日
第7回日独血管外科学会
会長 福田幾夫
(弘前大学胸部心臓血管外科教授)

第7回日独血管外科学会を主催させていただくにあたり、ひとことごあいさつ申し上げます。
日独血管外科学会は、我が国とドイツの血管外科の研究交流を目的に発足し、第1回の学術大会は神戸大学岡田昌義教授の主催で、阪神淡路大震災後間もない神戸市で開催されました。その後ドイツ、日本と2年ごとに開催され、今回第7回を迎えることとなりました。
2011年はドイツの使節団が成立後間もない明治政府と日独友好条約を締結して150周年にあたります。少し時期がずれますが、在日ドイツ大使館のご許可をいただいて、日独友好事業の一環として本学会を主催させていただくことを光栄に存じます。
血管外科は急速に診断法と治療体系が変化しつつあり、より低侵襲な手術法が開発されるとともに、先進諸国では高齢化の進行に伴って手術数が著しく増加しています。一方で、糖尿病の増加とともに重症虚血肢も増加してきており、血管外科医に求められる技術水準はますます高くなってきています。本学会では、ドイツからも若手を含む多数の血管外科医に参加してもらい、両国の血管外科発展のため有意義な討論ができるよう準備をすすめております。
さて、2011年、我が国は東日本大震災という大きな自然災害にみまわれ、東北地方の沿岸部は巨大津波によって大きな被害を受けました。しかしながら東北の人々は、悲しみを乗り越えてここから立ち直ろうと前向きに努力しています。奇しくも、17年前に神戸から淡路島にかけては直下型の大地震におそわれ、大きな被害を受けました。今回は、東北の将来の姿も見据え、復興した淡路の地に建設された夢舞台国際会議場を会場として選ばせていただきました。会場は関西国際空港からも近く、神戸と淡路島をつなぐ明石大橋は世界一のつり橋です。本会が日本とドイツ両国の血管外科医をつなぐ懸け橋となることを願うものです。
是非とも多数のご参加を賜りますようお願い申し上げます。


歴代会長

第1回 岡田昌義 (神戸)神戸大学第二外科教授
第2回 Herbert Imig  (Hamburg): Deutsche Gesellschaft für Gefässchirurgie, Berlin
第3回 古謝景春(沖縄)琉球大学心臓血管外科教授
第4回 Dieter Raithel,  Thomas Noppeney (Nürnberg)
Raithel: Klinik für Gefässchirurgie 、Vasculäre und Endovasculäre Chirurgie, Nürnberg
Noppeney: Gefässchirurgie und Phlebologie, Gefässchirurgie, Nürnberg
第5回 太田 敬(鳥羽):愛知医科大学血管外科教授
第6回 Karin Brachmann (Leipzig):Zentrum für Gefässmedizin, HELIOS-Klinikum, Leipziger Land
第7回 福田幾夫(淡路島):弘前大学胸部心臓血管外科教授

第7回日独血管外科学会世話人一覧

安藤 太三 藤田保健衛生大学
石橋 宏之 愛知医科大学
大木 隆生 東京慈恵会医科大学
川筋 道夫 熊本大学
國吉 幸男 琉球大学
笹嶋 唯博 旭川医科大学
根岸 七雄 武蔵野総合病院
前田 英明 日本大学
宮本 裕治 兵庫医科大学
渡邊 剛 金沢大学
Werner Lang Universitätsklinikum Erlangen
Martin Storck Städtisches Klinikum Karlsruhe - Klinik für Gefäss-und Thoaraxchirurgie
Karl-Heinz Orend Universitätsklinikum Ulm - Abteilung für Gefässchirurgie
Thomas Noppeney Gefässchirurgie und Phlebologie - Martha-Maria Hospital, Nürnberg

幹事

幹事: 鈴木保之 (弘前大学)
  谷口哲 (弘前大学)

事務局

担当 鈴木保之・谷口哲
所在地 036-8562 青森県弘前市在府町5
TEL 0172-39-5074
FAX 0172-37-8340
Mail gjsvs@cc.hirosaki-u.ac.jp

日独外科学会の発足当時の調印式の写真です。
左から、Dr.Raithel, Dr.Ruehland, Dr.Mueller-Wiefel. Dr. Okada is signing a mediation form.

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