診療の特色
低侵襲手術
当講座では、手術の低侵襲化を目指して2003年8月からミニマム創手術を前立腺癌と膀胱癌に導入しています。その後、ロボット支援手術(ダビンチ手術)を早くから導入し、保険収載以前の2010年7月より、ロボット支援前立腺全摘除術を施行、2012年12月より小径腎腫瘍に対するロボット支援腎部分切除術を開始しています。さらに、2012年3月から筋層浸潤性膀胱癌に対するロボット支援膀胱全摘除術を開始して、2017年11月現在、31例の症例に施行しています。当院の手術用支援ロボットに関してはda Vinci SとDual consoleであるda Vinci Siの2台体制です。ロボット支援手術は癌の根治、手術の低侵襲化、臓器機能温存の3点を達成可能な技術であり、手術の低侵襲化、QOL(生活の質)や性機能、排尿機能などの維持を目的とした治療法の改良にも取り組んでいます。
認定公認見学施設
当施設はロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺摘除術(ダビンチ手術)の認定公認見学施設です(2015/12月~)。資格所有者16名,プロクター4人在籍しております。
ロボット支援膀胱全摘徐術(RARC)+体腔内新膀胱増設術
当科では、希望者に保険外診療にて上記手術を施行しております。2011年から2017/11月まで31件のRARCを施行しております。また、当科は尿路変更もすべてダビンチ手術で行うICUD方式を採用しています。手術時間は訳6-7時間ですが、ロボット手術の利点は、出血がない、腸管の回復が早く、各種臓器の機能温存が良好な点です。開腹手術よりも低侵襲に筋層浸潤膀胱癌の治療が行えます。
診療案内 / 外来・入院 (泌尿器科)
担当医について
月、水、金曜日は基本的に、固定診となりますが、手術、出張、学会等の都合により変更になる事もありますので御了承ください。
火、木曜日は手術日のため、担当医がかわりますので御了承ください。
現在、当院では尿路結石に対するESWL治療は行っておりませんのでご了承ください。
夜間、土曜日、日曜日は救急外来で受診を受け付けます。
泌尿器科当直医は救急外来受診後、呼び出しになりますが、必ず院内におりますので素早い対応が可能です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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新患 | 畠山 | 今井/山本 | 山本 | 担当医 | 今井 |
再来1 | 担当医 | 今井/山本 | 山本 | 担当医 | 今井 |
再来2 | 担当医 | 担当医 | 藤田 | 担当医 | 担当医 |
透析 | 今井 | 腎内科担当 | 山本 | 腎内科担当 | 岡本 |
病棟 | 主治医グループ | 主治医グループ | 主治医グループ | 主治医グループ | 主治医グループ |
当科入院病棟は第2病棟5階です。入院患者さんは、主治医グループによる診療となります。