去る2022年9月24日、25日に小児がんの啓発を目的とする国際的な取り組み「Global Gold September Campaign」の一環として、弘前大学医学部附属病院小児科と日本小児がん研究グループの主催で弘前城天守のゴールドライトアップを行いました。

24日のライトアップ初日には、当科を退院した子どもさんたちやそのご家族、小児科スタッフなどの関係者が集まり、金色に染まる弘前城をバックに写真撮影を行いました。また、ゴールドライトアップの様子を陸奥新報、東奥日報の各紙に取り上げて頂きました。

小児がんは稀少がんであり、大人のがんに比べると啓発が進んでいません。しかし、治療成績が向上してもなお、救うことの難しい子どもたちの命を守るための治療の開発や、長期的な合併症の少ない治療の開発、治療を乗り越えた子どもたちが、安心して将来の希望を描くためには地域、社会からのサポートが必要です。

「ゴールドライトアップ」や「ゴールドリボン」をきっかけに、青森県や近隣地域でも、小児がん啓発の輪が広がることを願っています。

陸奥新報：http://www.mutusinpou.co.jp/news/2022/09/72484.html

東奥日報：https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1359112