会長あいさつ  
 

第6回日本褥瘡学会東北地方会を平成21年6月20日(土)青森市、青森市民ホールにて開催の運びとなりました。東北地方会は今回で6回目を迎えます。今回で東北6県を一回りしたこととなり、東北地方会の一つの節目とも言える学会と考えております。また日本褥瘡学会も昨年、設立から10年を経過しその間の褥瘡予防・診断・治療の進歩はみなさんもご存じのように目覚ましいものがあります。エビデンスを元にしたガイドラインや、DESIGNツールなどが浸透し、褥瘡の予防・診断・治療はある一定のスタンダードを得た印象があります。しかし、いぜん残された問題、改善すべき点が残されていることも事実です。そこで今回のテーマは『過去から学び、未来へ飛躍』と致しました。節目である今回の学会で、これまでの活動の成果をあらためて見直すとともに、新たな問題点を明らかにし、それを解決すべく更なる発展をもたらすような学会になればと願っております。来年度はまた新たに東北地方会は2巡目となりますので来年度以降の飛躍のステップとなれば幸いです。

 

 

 

第6回 日本褥瘡学会東北地方会学術集会 会長 澤村 大輔
(弘前大学大学院医学研究科 皮膚科学教授)

 
 
copyright c 2009 The 6th Regional Meeting of Japanese society of Pressure Ulcer in touhoku All Rights Reserved