5.到達目標
(一般的教育目標と行動目標)
@. 患者の入院から手術計画を立てるまでの期間をとおして
GIO-1 心臓血管外科および呼吸器一般外科手術患者の情報を収集整理し、評価を行いながら、手術適応を決定し手術計画を立てる。
SBO
1) 患者および家族の社会的背景を考慮しながら病歴を
聴取・記録できる
2) 全身および心臓血管,呼吸器の身体診察を系統的に
実施し、記録することが出来る
☆ 頭頸部(リンパ節、甲状腺,頚動脈)の診察技術
と記録
☆胸部(心臓,大血管,気管,呼吸器,乳腺)の診察
技術と記録
☆腹部および後腹膜臓器,大動脈の診察技術と記録
☆四肢の脈管の診察技術と記録
3) 患者の疾患を理解し、外科治療の適応を述べることが
出来る
☆指導医に症例をプレゼンテーションができる.
☆後輩(実習学生)の指導ができる.
4) 患者の一般状態を評価し、問題点とその対策を述べる
ことが出来る
☆患者の問題点を抽出し指導医、専門医にコンサル
テーションが出来る
5) 手術の前に疾患特異的な検査を行い,評価ができる.
1. 自ら経験すべき検査:超音波検査,気管支鏡検査
2. 自ら評価を行なえるべき検査:CT検査,MRI検査,
核医学検査,造影検査,血管造影検査,心臓カテー
テル検査
6) 関連診療科とのカンファレンスに参加し,症例のプレ
ゼンテーションができる.また,手術適応を述べるこ
とができる.
7) 治療(手術)計画を建てる事が出来る.
A.手術(入室から病棟に帰るまで)をとおして
GIO-2 心臓血管外科,呼吸器外科,および胸部一般外科の基本的手技を修得する
SBO
1) 指導医とともに手術体位を設定することが出来る
2) 手術に必要な特殊機器について説明できる
3) 術野の消毒,術野のドレーピングを行うことが出来る
4) 開胸・開腹・血管の露出の助手ができる
5) 脈管吻合の助手ができる
6) 胸部臓器および脈管の解剖を理解し,呼吸循環補助の
必要性を述べることができる
7) 助手として術野を展開できる
8) 閉腹・閉胸の助手ができる
9) 胸腔内臓器,乳腺,甲状腺および脈管の局所解剖を述べ
ることができる
10) 創部感染予防のための抗菌薬の使用法を述べることが
できる
3.手術直後から術後の期間をとおして GIO-3 術後呼吸循環管理法を修得する。
SBO
1) 術後呼吸状態の評価を行い,人工呼吸法の適応・
離脱の基準を述べることができる
2) 術後循環動態の指標を解釈することができる
3) 術後循環管理のための昇圧剤,血管拡張薬などの適応
を述べることができる
4) 術後のペースメーカー療法の適応を述べることが
できる
5) 循環血液量の適正な管理を行なうことができる
6) 機械的循環補助手段(IABP,PCPS)の適応を述べる
ことができる
7) 機械的補助手段装着の助手ができる
8) 術後のドレーン管理,術後出血に対する対処を述べる
ことができる
9) 手術所見を記録し,プレゼンテーションすることが
できる
10) 癌取り扱い規約に則り,臨床病期分類を述べること
ができる
11) 手術検体の整理を指導医とともに行なうことができる
12) 創部感染サーベイランスの意義を理解し,創部感染
の発見と治療ができる
13) 術後感染症予防と,術野外感染の診断および抗菌薬の
選択ができる
14) 術後の血液凝固系の変動を評価し,抗凝固療法の適応
を述べることができる
15) 深部静脈血栓症の予防策を述べることができる
C.経口摂取、歩行可能となり退院するまでの期間をとおして GIO-4 follow upを含めた退院計画をたてる一連の過程を理解する。
SBO
1) 治療計画書に基づき早期退院の計画を建てることができる
2) 人工臓器(人工弁,人工血管,ペースメーカーなど)の
管理を指導医とともに指導することができる
3) 退院後の患者の生活指導を指導医とともに行なうことが
できる
4) 退院後の化学療法,放射線療法などの計画を指導医ととも
にたてることができる
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