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    病院長挨拶


弘前大学医学部附属病院長
藤    哲

 本年4月より弘前大学医学部附属病院長に就任いたしました藤 哲(とう さとし)です。
 患者の皆さん、また、附属病院で研修したいと考えている方々に附属病院の概略を紹介し私の挨拶にいたします。
 本院は、60年余の歴史を有し北東北の医療圏の中核病院として発展してきました。現在では、本県唯一の『特定機能病院』に指定されており、次の3つの役割を担っています。 
 
   1. 地域の皆様に高度な医療を提供する。
   2.先進医療の開発に努める。
   3. 地域の医療従事者に教育・研修の場を提供する。
 
この役割を果たすために、本院では30の臓器系統別診療科と25の中央診療施設等を設け、診療体制の充実に努めております。特に2010年7月に本格稼働を始めた高度救命救急センターは、ヘリポートを有し、青森県全域のみならず北秋田を含めた広域の最後の砦として、第三次救急医療を担っております。一般急性期疾患・外傷に
おいても、地域における中核として、関連医療機関との連携を密にし、役割分担をすることにより患者さんの治療がスムーズに行えるよう努めております。
 また本院は、『地域がん診療連携拠点病院』、『肝疾患診療連携拠点病院』の指定を受け、各科の壁を越えた集約的治療体制を整えております。さらに、がん疾患に対しては『がんサロン』を、肝疾患に対しては『肝疾患相談センター』をそれぞれ設置し、個々のさまざまな相談に対応できるようにしています。『地域連携室』では、各地の医療機関からの紹介や、退院後の後方病院へのスムーズな転院の手助けをしております。
 治療に当たっては、各診療科ともに患者さんの負担をできるだけ少なくしようと日々努力しております。その究極ともいえる遠隔操作型内視鏡下手術支援システムda Vinci Surgical Systemが既に導入されております。これは欧米ではかなり普及した手技ですが東北・北海道地区ではここ弘前大学附属病院が初めてです。保険収載された手術がある泌尿器科を中心に、消化器外科・産婦人科などでも臨床応用が始まっています。
 本院のもう一つの大切な目的は、若い研修医や看護師、コ・メディカルスタッフに地元へ定着して貰うことです。このために各部署ならびに各診療科では魅力ある教育プログラムを準備しておりますし、本年度からあらゆるシミュレーターを揃えたスキルアップトレーニングルームを設置しました。目的は医師・看護師・パラメディカルスタッフ等の各種治療手技の習得あるいは再教育です。ダミーを使ったり、ヴァーチャル画像を応用した内視鏡手技体験、マイクロサージャリー手技習得のための顕微鏡、関節鏡などが設置されています。何にもまして多くの熱心な先輩スタッフの存在など、教育環境としてはどこにも負けないものと自負しています。弘前大学医学部附属病院での研修をお勧めします。



    弘前大学医学部附属病院の使命と目標


使   命
 生命倫理に基づいた最先端の医療,医学教育及び研究を実践し,患者の心身に健康と希望をもたらすことにより,地域社会に貢献することである。

 
目   標
 
1.診療目標 : 治療成績の向上を図り,高度先進医療を推進し,患者本位の医療を促進するとともに,地域医療の充実を図ります。

2.研究目標 : 臨床研究推進のための支援体制の充実を図ります。

3.教育・研修目標 : 卒前臨床実習及び臨床研修制度の整備,充実を図り,コ・メディカルの卒前教育並びに生涯教育への関わりを強めます。

4.管理・運営目標 : 病院運営機能の改善を図ります。













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