入学案内

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

1)医学部医学科が求める学生像

 医学部医学科では,豊かな人間性と高度の医学知識に富み,広い視野と柔軟な思考力をもって社会的役割を的確に果たすことができる医師及び医学研究者の養成を目的としています。
 そのような人材の養成を目指すにあたって,「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)と「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)を十分に理解し,以下に掲げる学力・行動力・意欲を有する学生を求めます。

  • 医学教育を受けるに十分な素養で,入学後に修める教養教育と専門教育の基礎となる学力
  • 他人を思いやるやさしさと社会性を持ちながら,高度で先端的な医療を地域社会と連携しながら実践してゆく行動力
  • 生涯にわたり医師として医療・医学に貢献したいという明確な目的を持ち,何事にも前向きに取り組み,知的・人格的に成長していこうとする意欲

2)入学志願者に求める学習の取組

  • 医学を修めるために,理系科目だけでなく,英語や文系科目もしっかりと履修し,応用力を伴った総合的学力を身につけておくことが必要です。
  • 将来,様々な医療職と連携し,多様なニーズに対応できる医療を実践するためには,コミュニケーション能力と協調性を身につけておくことが必要です。
  • 医学・医療を取り巻く社会問題や地域の動向に関心を持ち,自ら積極的に学ぶ姿勢を身につけておくことが必要です。

3)入学者選抜の基本方針

 医学部医学科では学力・行動力・意欲を有する学生を選抜するために,多面的・総合的な評価方法により別表のとおり入学者を選考します。


※令和3年度入学者より適用
【別表1】入学者選抜方法と重点評価項目
一般選抜
(前期)
共通テスト 高等学校卒業レベルの学習の成果を幅広く応用・展開し,さまざまな課題を多面的に把握し解決するための資質・能力を評価するという観点から,左記の方法により総合評価して選抜します。
総合問題
個人面接
総合型選抜
・Ⅱ
共通テスト 本学科の教育カリキュラムに基づく学習を主体的に進めていくための資質・能力,適性,意欲・関心等を評価する観点から,左記の方法により総合評価して選抜します。
ケーススタデイの自学自習
ワークショップ
個人面接
学士編入学
(第2年次)
TOEFL 修業年限4年以上の大学卒業レベルの学習の達成度及びさまざまな課題を多面的に把握し解決するための資質・能力を評価するという観点から,左記の方法により総合評価して選抜します。
基礎自然科学・数学
個人面接

注)配点により評価する項目のうち,大きい比重,小さい比重
注)一般選抜(前期)及び総合型選抜・Ⅱの個人面接では,調査書及び志望理由書を参考資料とする。
注)学士編入学(第2年次)の個人面接では,志望理由書を参考資料とする。


【別表2】選抜方法の内容と評価要素
総合問題 一般・前期 文章や資料の読解,分析を含め総合的思考力を試す設問により,「学力」を評価します。
個人面接 一般・前期 事前に提出される「志望理由書」を資料に用いて,志望理由,医療に対する関心,卒業後の進路等について,質疑応答を行うことにより,「行動力」,「意欲」を評価する。
総合・Ⅱ
学士編入学
ケーススタデイの自学自習 総合・Ⅱ 与えられたシナリオ及び資料を読み,自身の考えを論述させる。読解力,日本語の文章力,論理的な表現力を通して,「学力」を評価する。
ワークショップ 総合・Ⅱ 与えられたテーマについて,グループで問題を解く。コミュニケーション能力,協調性,積極性等により,「行動力」,「意欲」を評価する。
TOEFL 学士編入学 英語について,修業年限4年以上の大学卒業レベルの「学力」を評価する。
基礎自然科学・数学 学士編入学 物理・化学・生物・数学の筆記試験を通して,修業年限4年以上の大学卒業レベルの「学力」を評価する。

一般選抜

令和6年度医学部医学科募集人員・選抜方法

募集人員70名
出願期間令和6年1月22日(月)から2月2日(金)
選抜時期●選抜期日:令和6年2月25日(日)・26日(月)
●合格発表:令和6年3月6日(水)
選抜方法●個別学力検査(総合問題/面接)


前年度医学部医学科入学志願者状況

志願者数482名
受験者数396名
合格者数70名
入学者数70名

学内専用

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