教育方法・授業概要

カリキュラム

 医学科カリキュラムの特徴は実習にあり,早期臨床体験実習(early exposure),種々の基礎・専門教育実習,臨床実習と診療参加型実習(clinical clerkship)などが含まれます。
 早期臨床体験実習では,入学後早期から見学を中心に医療現場を体験できます。また診療参加型実習では,ほぼ医学全般を修めた後に,医師の指導の下に実際の臨床に加わることで,医師となる準備をします。

 卒業後は医師国家試験を経て,2年間の初期臨床研修を行うことになります。弘前大学医学部附属病院では,いろいろな研修プログラムを提供することで,研修医のニーズに応えています。卒後3年目以降は,大学院に入学して研究をしながら引き続き臨床経験を積むことができますし,更に臨床研修に特化したトレーニングを続けることも可能です。弘前大学医学部附属病院では,3年目以降の後期臨床研修プログラムも設定し,早期の卒後教育に対応しています。

平成21年度~平成25年度入学者まで


平成26年度入学者から

医学教育課程

医学教育課程

 医学部医学科は,平成27年度から20名の2年次学士編入学生を受け入れ,一般入試で入学した62名とAO入試で合格した50名が,2年次前期に合流して修学しています。
 一般入試及びAO入試の112名の学生は,これまで通り修業年限は6年であり、6年一貫教育を実施しています。一般入試及びAO入試の学生の教育課程は、全学的な教養教育科目と医学部独自の専門教育科目より構成されています。一方、20名の2年次学士編入学生の修業年限は5年で,専門教育科目のみが実施されます。

教養教育科目

 本学の教育目的は,高度な専門知識とともに幅広く深い教養を身につけた人材を育成することです。一般的な教養を身につけるための教養教育科目は1年次で修得します。

授業風景・生理学実習
スタディスキル
導入科目
基礎ゼミナール
地域学ゼミナール
ローカル科目
グローバル科目
学部越境型地域
志向科目
社会・文化
自然・科学
人間・生命
キャリア教育 キャリア形成の基礎
英語 Listening
Reading
Speaking
Writing
適宣修得単位

専門教育科目

専門教育科目は、専門基礎科目と専門科目に分けられ、1年次から開始します。

顕微鏡下での微小血管吻合実習風景(整形外科)

【専門基礎科目】

医学英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ 1、2、3、4年次
医用統計学 2年次
被ばく医療学 2年次
 

【専門科目】

コア科目


 2年次からは本格的に専門科目が始まり、コア科目として下表の科目が、講義と実習の両面から学習する形で4年次まで続きます。 臨床医学科目は3年次に始まり、3年次、4年次で各系統別科目の講義を集中的に学習します。

医の原則 1年次
医用システム工学概論 2年次
地域医療入門 2年次
解剖学 2年次
生理学 2年次
生化学 2年次
免疫学 2年次
組織学 2年次
神経科学 2年次
薬理学 2、3年次
病理学 2、3年次
微生物学 2年次
社会医学 3年次
外科学概論 3年次
消化器内科学・外科学Ⅰ、Ⅱ 3年次
循環器内科学・外科学Ⅰ、Ⅱ 3年次
内分泌・代謝学Ⅰ、Ⅱ 3年次
血液内科学Ⅰ、Ⅱ 4年次
呼吸器内科学・外科学Ⅰ、Ⅱ 3年次
感染症学 3年次
臨床免疫学 3年次
神経精神医学Ⅰ、Ⅱ 3年次
小児科学Ⅰ、Ⅱ 3年次
婦人科学 3年次
周産期医学 4年次
神経内科学 3年次
腎臓内科学 3年次
症候学 4年次
整形外科学Ⅰ、Ⅱ 3、4年次
リハビリテーション医学 4年次
麻酔科学・緩和医療学Ⅰ、Ⅱ 3、4年次
放射線診断学 3年次
放射線腫瘍学 4年次
臨床腫瘍学 4年次
皮膚科学 4年次
泌尿器科学 4年次
眼科学 4年次
耳鼻咽喉・頭頚部外科学 4年次
脳神経外科学 4年次
歯科口腔外科学 4年次
形成外科学 4年次
救急・災害医学 4年次
臨床検査医学 4年次
臨床薬理・和漢薬学 4年次
小児外科学 4年次
病理診断学 4年次
法医学 4年次
医療安全学 4年次

演習・実習科目


 基礎人体科学演習では、基礎医学系講座・部門を巡回し、1年次のうちから医学科基礎医学系の教員と接触しながら、Human Biologyを修得します。また、臨床医学入門では弘前市内・近郊の病院・施設で早期体験実習を行います。
 3年次には研究室研修として、学生が各講座の研究室に配属され研究の一端に触れる機会も設けられています。
 4年次では少人数グループでの自主的学習によるPBL教育が行われます。 5年次からの臨床実習へ進む前に、臨床実習に必要な医学の基本的知識習得状況を全国規模で評価する共用試験(CBT)と客観的臨床能力試験(OSCE)が実施され、合格すると臨床病院や関連病院の臨床各科をローテートしながら、クリニカルクラークシップとして患者さんを実地診療しながら修練します。
 6年次後期には総合試験が実施され、その後は、不足した分野の学習の補充や、医師国家試験に向けた準備に充てられます。

基礎人体科学演習 1年次
臨床医学入門 1年次
PBL 4年次
解剖学実習 2年次
生理学実習 2年次
生化学実習 2年次
組織学実習 2年次
神経科学実習 2年次
薬理学実習 3年次
病理学実習 2、3年次
微生物学実習 2年次
社会医学実習 3年次
臨床実習入門(演習科目) 4年次
臨床実習Ⅰ(学内BSL) 5年次
臨床実習Ⅱ(クリニカルクラークシップ) 6年次
総合教育演習Ⅰ(CBT) 4年次
総合教育演習Ⅱ 6年次
総合教育演習Ⅲ(総合試験) 6年次
特別教育科目(研究室研修) 3年次

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