• Home
  • 教育研究分野

教育研究分野前へ戻る

放射線腫瘍学

【講座・部門等】

  • 放射線科学講座
  • 附属病院放射線部

【指導教員】

  • 教 授 阿部由直
  • 准教授 青木昌彦
  • 助 教 畑山佳臣

【研究内容】

放射線腫瘍学とは放射線を用いてがんを治療するために必要とされる科学分野を総称する学問体系である。この分野には放射線の正常とがんにおける細胞内の反応から、細胞そのものの反応、そして細胞の集合体である組織における反応を体系化して研究する医生物学(分子生物学、細胞学、病理学等)的な研究、放射線の物理学的な性質と制御することにより放射線の体内分布をより腫瘍選択性を高める医学物理学的研究、がんの生物学的特質からよりよい放射線治療の増感をめざす創薬的研究、がん治療を総合的に改善していく臨床腫瘍学的研究が中心となり、そのほかにも被ばく医療の基礎的実践的な再生医学的研究、被ばく線量と発癌を考える保健医学的研究、放射線治療の統計的事項を検討する臨床疫学的研究なども包含する。 本専攻では、これらの中から指導教員の得意とする分野である医生物学(阿部)、医学物理学(青木)、臨床腫瘍学(阿部、青木、畑山)、再生医学(阿部)について研究指導を行う予定である。

  1. 分子標的薬剤と放射線の併用による正常組織反応の解明
  2. 再生医学を応用した急性放射線症候群の救済
  3. 新技術による放射線治療法の研究
  4. 肺癌の放射線治療法の検討
  5. 前立腺癌放射線治療法の検討

【指導内容】

本専攻では、これらの中から指導教員の得意とする分野である医生物学(阿部)、医学物理学(青木)、臨床腫瘍学(阿部、青木、畑山)、再生医学(阿部)について研究指導を行う予定である。また、放射線腫瘍学では、腫瘍内科学と疼痛制御の実習を必須としている。指導目標は、研究面では自らがん研究を実施し、他者のがん研究を評価でき、かつ臨床の現場で役に立つような幅広い知識を持った放射線腫瘍の専門医として活躍できることで、将来的に後身やコメディカルの人材育成にあたることができることにある。

前へ戻る

学内専用

PAGE TOP