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放射線診断学
【講座・部門等】
- 放射線科学講座
- 附属病院放射線部
【指導教員】
- 准教授 小野修一
- 講 師 三浦弘行
- 助 教 長畑守雄
【研究内容】
放射線診断学とは体を開放することなく体の情報を取得し診断する方法である。従来は単に放射線を用いた診断学のことを示していたが、現在ではCTの多断層列型により3次元画像などの高度な画像表示のルーチン化による診断能の向上、核医学もγ線を用いるだけでなく陽電子と電子対で生成される2本のγ線を検出する陽電子断層法の発展とCTとの重ね合わせの実用化と更なる新規医薬品の創薬、磁気共鳴装置も全身像の取得などによる3次元画像化、さらには、interventional radiology (IVR: 正式な訳語なし)という放射線などの診断ツールを用いることにより血管ないし非血管からの経路で治療を行う分野も包含している。研究内容としては臨床解析および実験的手技を用いて、それぞれの診断手技についての研究、特定臓器の診断に重点を置いて解析する研究が中心となり、そのほかにも診断に関与する被ばく線量の軽減、多様化する診断法の最適化などがテーマとなる。
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研究テーマ(例)
- 肺癌の放射線診断に関する評価法について
- 64列多断層CTによる診断法の改善について
- PET-CTにおける臨床的問題点について
- IVRの適応拡大とその問題点
- 心・脳疾患のCT、SPECT、PETによる多診断装置による診断法の融合
【指導内容】
本専攻では、小野(CT, MRI, 核:胸部、腹部、骨盤など)、三浦(CT, MRI, 核:胸部、腹部、骨盤など)、長畑(CT, MRI, 核, IVR)らが中心となり研究指導を行う。