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薬毒物分析学

【講座・部門等】

  • 薬剤学

【指導教員】

  • 教 授 早狩 誠

【研究内容】

臨床の現場において、薬による副作用は絶えず念頭に置かなければならない。アレルギー反応を含めた副作用の発現時には、アレルギー反応の原因物質の同定を含め、本体化合物や活性代謝物などの薬物分析が要求される。また、救急部には多剤服用や農薬等を服用した患者も搬入され、服用した薬毒物の同定はその後の治療に大きく貢献する。従って、本研究では、HPLC法並びにGC-LC/MS法による各種薬毒物の分離法、並びに同定・定量法を構築し、診療への貢献を行う。 なお、アレルギー反応での原因物質の究明は、造影剤や抗がん剤で頻発するインシデントの予防にも大きく貢献することができる。

【指導内容】

各種薬毒物のHPLC並びに各種質量分析計による分析法の原理を理解した上で、各分析法に導入する試料の調製法を指導する。有機化合物の物性を十分に理解し、それぞれに適した抽出法の選択を指導する。さらに検出した化合物の構造解析法や得られた結果の臨床的意義についても指導する。

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