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生殖発生遺伝学
【講座・部門等】
- 生体構造医科学
【指導教員】
- 加地 隆
- 渡邉誠二
【研究内容】
1. ラットやマウス等を用いた形態生理学的研究。
- 新生仔期性ホルモン投与による視床下部−下垂体−性腺系および免疫系の形態学的・機能的変化。
- 性周期や発達・加齢・老化に伴う松果体の機能的構造の変化。
- 松果体除去およびメラトニン投与が母親の齢と関連して胎仔や出産仔の数・性比・先天奇形の発現・体および各種器官の発達等、および閉経期前後の母親の性周期・生殖活動・全身状態に及ぼす影響の研究。
2. 各種実験動物をも用い、ヒト等の流産や染色体異常児の原因となる配偶子に生じるゲノム異常のメカニズムを解析する研究
- 精子、卵子、受精卵の遺伝学的解析
- 老齢卵子救済法の開発
- 精子および卵子の加齢と染色体異常の関連の解析
【指導内容】
上記の研究に関連して、1) 視床下部−下垂体−性腺系を含む生殖機能に関する機構の実験形態学的研究方法、胎生および生後発達さらに加齢・老化に伴う生殖関連機構の形態学的変化およびそれらに及ぼすメラトニン等各種要因の影響に関する計量形態学的、細胞・組織化学的研究方法、2) 体外授精および顕微授精などの生殖医学の手技とこれを応用した染色体解析、を中心に指導する。