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呼吸器内科学講座 Respiratory Medicine

【研究室構成および紹介】

  • 教 授 田坂 定智
  • 講 師(病院所属) 當麻 景章(診療准教授)
  • 助 教 田中 寿志(診療講師)

肺腫瘍、アレルギー性疾患、びまん性肺疾患など研究領域は多岐にわたる。肺腫瘍に関しては、国内の臨床試験への参加に加えて、当科主導での臨床研究を行い、さらに有効な治療選択肢を見出せるよう取り組んでいる。アレルギー性疾患に関しては、誘発喀痰、呼気一酸化窒素濃度やインパルスオシロメトリーを用いた非侵襲的な気道評価に加え、2型自然リンパ球などに関する基礎研究も行っている。びまん性肺疾患に関しては、画像ワークステーションを用いた呼吸機能と画像所見の関連に加え、肺内メディエーターの発現などについて基礎研究も行っている。

【現在の研究テーマ】

  • A.器官病態情報学,呼吸病態科学
    • ・EGFR遺伝子変異患者におけるMUC4多型とEGFR-TKIによるILD発症との相関に関する研究
    • ・食欲不振を呈する進行肺癌に対するステロイド療法に関する臨床試験
    • ・肺癌における抗がん剤感受性試験の有用性の検討
    • ・特発性肺線維症に対する抗線維化薬の有効性に関する観察研究
    • ・肺癌免疫療法におけるバイオマーカーの研究
    • ・高齢進行非小細胞肺癌/膵癌に対する早期栄養・運動介入の臨床試験
    • ・LCSCRUM-Japanレジストリを活用した研究
    • ・EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺癌患者から得られた肺内/口腔フローラとアファチニブの治療効果を評価する多施設共同観察研究
    • ・切除不能な進行・再発非小細胞肺癌患者に対するアテゾリズマブの多施設共同前向き観察研究:(J-TAIL)におけるバイオマーカー探索研究
    • ・III期非小細胞肺癌への化学放射線療法の効果と副作用についての後ろ向き研究
    • ・進展型小細胞肺癌に対する化学療法レジメンシークエンスと予後因子についての後ろ向き研究
    • ・EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌におけるアファチニブからオシメルチニブへの逐次投与の有効性を評価する多施設共同試験(GIOTAG JAPAN)
    • ・ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行再発の非小細胞肺癌に対するアレクチニブの多施設共同観察研究
    • ・EGFR-TKI治療歴を有するEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対するダコミチニブ療法の観察研究(TOPGAN2020-02)
    • ・α1-アンチトリプシン欠乏症患者におけるAlpha-1 MPの評価に関する研究
    • ・分離2型自然リンパ球におけるG蛋白共役型エストロゲン受容体に関する研究
    • ・ARDSの炎症収束および組織修復機構に関する研究
    • ・呼吸音の可視化および医療スタッフ間での共有に関する研究
    • ・インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの肺炎予防効果に関する調査
    • ・日本人における閉塞性肺疾患のフェノタイプ及びエンドタイプを評価することを目的とした前向きコホート研究
    • ・カヘキシアを伴う非小細胞肺癌の免疫チェックポイント阻害薬の効果に関する検討
    • ・COVID19後遺症に関する実態調査
    • ・KRAS遺伝子変異陽性肺癌に対するレトロスペクティブ研究
    • ・他分野会議における間質性肺炎診断に対する多施設前向き観察研究(PROMISE study)
    • ・日本人EGFR遺伝子変異陽性の進行肺腺癌患者を対象とした一次治療としてのアファチニブ投与及び後続治療に関するリアルワールド研究(J-REGISTER)
    • ・肺高血圧レジストリ(JAPHR)
  • B.細胞・器官機能学,呼吸生理学
    • ・気腫合併肺線維症の呼吸機能と定量化した画像情報との関連についての研究
    • ・気管支拡張症の病因と形態学的特徴との関連に関する研究

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