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放射線腫瘍学講座 

【研究室構成および紹介】

  • 教 授 青木 昌彦
  • 准教授(病院所属)畑山 佳臣(放射線部)
  • 助 教 川口 英夫

放射線腫瘍学講座では、臨床研究の他に放射線生物学等の基礎研究も行っている。
附属病院では放射線治療科として、主に悪性腫瘍に対する放射線治療を行っている。放射線治療は外部照射、画像誘導放射線治療、強度変調放射線治療、定位放射線治療、腔内照射、小線源治療など、すべての治療手段が備わっており、診断装置としても半導体PET/CT、320列CTや3T MRIなどの最新の医療機器を備えている。
卒後初期研修では選択科としてのコースは放射線科専門医コース、卒後後期研修では放射線治療専門医コース、放射線診断専門医コースの3種類を用意している。


【現在の研究テーマ】

(1)放射線腫瘍学(放射線治療学)
癌放射線治療に関する総合的な研究。臨床医学、基礎医学、放射線物理、放射線生物などの知識を活用し、癌を治療する。
  • ○ 癌放射線治療の基礎的研究
  • ○ 低酸素細胞を指標とした個別化放射線治療の研究
  • ○ 低酸素PET画像、Dual Energy CT、AI等を用いたがんの生物学的解析と放射線感受性、予後予測に関する研究
(2)放射線物理学
各種診断・治療機器をもとに、画像診断法ならび治療に関する研究を行なう。臨床医学、基礎医学、医用工学などを集めた総合的な分野である。
  • ○ 画像誘導超高線量による前立腺癌の強度変調放射線治療の研究
  • ○ 汎用性ライナックによる追跡照射法の研究・開発
  • ○ 前立腺癌シード治療の全自動化に向けた研究
(3)放射線生物学
遺伝子、細胞、組織を含めた総合的な放射線生物学を目指す。
  • ○ 低酸素細胞を中心とした放射線生物学的研究
  • ○ 時間遺伝子の化学放射線治療に対する影響
  • ○ BNCTの薬剤開発、生物実験、臨床実施に向けた基礎的・臨床的研究

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