対象疾患

当院では、以下の疾患を中心に精査、加療を行っております。

●胃がん
胃がんは年々減少してきてはいますが、まだなお日本人が2番目に多くかかるがんです。胃の壁の内側にある粘膜内の細胞が増殖してがんを形成します。早期発見できれば内視鏡治療で完治がのぞめます。進行した場合、薬物療法の対象となります。
●大腸がん
動物性脂肪の摂り過ぎや食物繊維の不足など、食生活の変化によって日本人に急速に増加しているのが大腸がんです。しかしながら、この半世紀でもっとも治療が進歩したがんの一つでもあります。薬物療法もこの10年で大きく変わりました。早期に発見することができれば胃がん同様に内視鏡治療で完治がのぞめます。
●悪性リンパ腫
悪性リンパ腫は、主にリンパ節に発生する血液悪性腫瘍で、リンパ球ががん化したものです。リンパ節腫大や発熱を契機に発見され、年間5,000人程度が新たに発症し、その数は増加傾向にあります。抗がん剤の感受性が高く、薬物療法で治癒が期待できます。
●膵がん・胆道がん
膵がん、胆道がんは症状が現れにくく、転移や進行が早いため、発見されたときにはかなり進行しているケースが多いがんです。早期発見が難しく、進行期に薬物療法の適応となることが多いです。年々増加しており、今後も増加が予想されています。かつては抗癌剤のもっとも効きにくい癌とされていましたが、ようやく標準治療が確立されました。
●食道がん
飲酒や喫煙が危険因子となる疾患で、男性に多いがんです。扁平上皮がんと腺がんの2タイプあり、日本人の食道がんの90%は扁平上皮がんになります。手術困難な状況でも放射線治療に感受性が高く、薬物療法と併用して治療します。
●原発不明癌
十分に検査を行っても、どこの癌が元なのか不明な場合を原発不明癌といいます。頻度はがん全体の1~5%とされています。転移から発見されるわけなので、薬物療法が主体となります。
●NET(神経内分泌腫瘍)
NET(神経内分泌腫瘍)は、神経内分泌細胞に由来する腫瘍です。全身の臓器に発生しますが、特に膵臓や消化管などの消化器や肺に生じることが多いです。まれな腫瘍ですが、その罹患率は年々増加傾向にあります。
●GIST(消化管間質腫瘍)
GIST(消化管間質腫瘍)は、胃や腸(消化管)の壁に発生する腫瘍です。胃がんや大腸がんなどの普通の消化器がんは消化管の粘膜から発生するのに対し、GISTは粘膜の下にある筋肉の層から発生するという大きな違いがあり、性質も異なっています。胃がんや大腸がんとは異なる薬物療法となります。
●肉腫
肉腫は、全身の骨や軟部組織(脂肪、筋肉、神経など)に発生する悪性腫瘍です。成人では悪性腫瘍の1%以下というまれな腫瘍ですが、小児では悪性腫瘍の約21%を占めます。
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当科での治療方針

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