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脳神経病理学講座 Neuropathology

【研究室構成および紹介】

  • 教 授 若林 孝一
  • 准教授 森 文秋
  • 助 教 三木 康生

 21世紀は「脳の時代」である。当教室では神経難病の病態解明を目標に、病理形態学、分子生物学、病態生化学などの手法を用い研究を進めている。神経変性疾患の多くは蛋白蓄積病であることから、「タンパク質の結合・修飾」の観点からアプローチを行っている。さらに、「封入体形成」や「神経細胞死」だけでなく、神経症状の発現に重要な部位として「シナプス」の変化にも焦点を当てている。
 本講座は日本神経病理学会の教育施設に認定され、指導医(若林孝一、三木康生)を有することから神経病理学(剖検、生検)のトレーニングを積むことにより、日本神経病理学会認定医の資格を取得することができる。
 「脳」は「心」である。自分のやっていることに誇りが持てて、いつかどこかで「やった」と思える瞬間があればその人は幸せである。また、「サイエンス」は「人間のドラマ」であると同時に「競争」でもある。自由な中にも競争を求めて、各自が魅力的な研究を行っている。研究をやりたい方、脳に興味のある方を歓迎する。


【現在の研究テーマ】

  • 1)神経変性疾患(パーキンソン病、レビー小体型認知症、多系統萎縮症、タウオパチー、運動ニューロン病)における封入体形成と神経変性メカニズム
  • 2)遺伝子改変モデル動物を用いた病態解析
  • 3)細胞内分解系を標的とする神経変性疾患の治療戦略

研究業績等については教室のホームページをご参照下さい。

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