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脳神経生理学講座 Neurophysiology
【研究室構成および紹介】
- 教 授 上野 伸哉
- 助 教 古川 智範、下山 修司
神経に存在するイオンチャネルの機能異常による種々の病態、てんかん、不安、慢性疼痛の発症メカニズムの解明を目指す。これらの病態を担うイオンチャネル機能変異をもつ遺伝子改変動物および実験的モデル動物を作成し、細胞レベルから個体レベルにおける機能変異の解析を進めている。
プロジェクト内容
- ・GABA-A受容体輸送タンパク欠損マウスにおける行動変異とGABA伝達機構異常の研究
- ・GABA-A受容体輸送タンパク欠損マウスにおける疼痛伝達機構異常機構の研究
- ・GABA-A受容体トラフィッキング制御する新規タンパク質の探索
- ・ベンゾジアゼピン耐性形成におけるGABA-A受容体トラフィッキング機構の関与
- ・不安形成におけるGABA-A受容体機能変異のメカニズム
- ・病態モデル動物におけるspine形態変化と病態発症メカニズムの研究
- ・麻酔薬効果発現に関わるGABA-A受容体機能
- ・Fragile Xマウス(自閉症モデルマウスとして)におけるシナプス応答変化の解析
【研究方法】
- 1.脳スライスパッチクランプによる神経機能の電気生理学的解析
- 2.蛍光標識物質を用いた細胞内イオン濃度変化測定
- 3.microarray による発現解析
- 4.遺伝子改変動物を用いた、行動解析および脳波解析
- 5.病態モデル動物(てんかん、痛み、不安行動)の作成および疼痛評価
- 6. spineの形態および機能的可塑的変化の解析
【スタッフ構成】
教授1名、助教2名、助手1名 客員研究員3名