神経・内分泌グループ
臨床
神経グループは、小児神経疾患、筋疾患、一部の代謝疾患の診断・治療ならびに早産児の成長発達、発達障がい児のフォローアップを対象として診療・研究・教育を行っています。特に小児神経疾患では、急性脳症、自己免疫性脳炎のような集中治療を要する疾患から、難治てんかん、大脳白質変性症、ギランバレー症候群、水頭症、二分脊椎など、幅広い疾患を診療しています。また進行性筋ジストロフィー、先天性ミオパチー等の筋疾患についても遺伝子検査、筋生検による診断、治療を積極的に行っています。
内分泌グループは、成長障害、甲状腺疾患、性腺疾患、副腎疾患、糖代謝異常症などの診断・治療を行っています。また、マススクリーニング対象疾患、Small for Gestational Age児、Childhood Cancer survivorのフォローアップも行っており、他グループと連携してお子さんの成長を見守っています。
青森県の小児神経専門医・小児内分泌専門医の数は少なく、県内の各病院で神経外来・内分泌外来を行い、脳波や治療法の相談を受け、対応しておりました。最近は、小児神経医を志す若手医師が増えてきており、活気に満ちております。
診療案内
月曜日 神経外来(午前、午後)、MRI検査など
火曜日 脳波検査など、総回診(午後)
水曜日 脳波検査、電気生理検査など
木曜日 発達フォローアップ、脳波検査など
金曜日 内分泌外来(午前、午後)、負荷試験など
研究
照井教授の指導のもと、次世代シークエンサーを用いた神経皮膚症候群に関する遺伝子解析に取り組んでいます。また、臨床研究としては、自己免疫に伴う神経疾患、難治てんかんに関して他施設と連携して研究を行っています。
神経・内分泌グループのメンバー
山本 達也 (助手、教育講師)
八木 弘子 (助教)
伊東 竜也 (助教)
湯沢健太郎 (助教)
藤岡 彩夏 (医員)