上部消化管グループ

研究概要

　当グループでは、食道癌、胃癌の診療、研究を担当しています。

　食道癌については、従来、リンパ節転移陽性症例に対して術後補助化学療法を施行しておりましたが、 JCOG9912の結果を受け、現在はcStage�供↓珪瀕磴紡个掘⊇兪芦蹴慘屠，鮖楾圓掘∈�治手術 （基本的に、開胸・開腹下食道亜全摘、3領域リンパ節郭清）を施行しています。 また、病理生命科学教室と共同で、食道癌組織における細胞接着因子（ｸﾛｳﾃﾞｨﾝ他）の発現についての解析や、 その予後への影響等ついての研究を行っております。

　胃癌については、早期癌に対する腹腔鏡補助下胃切除を取り入れ、その適応拡大を試みております。 また、進行癌に対しては、腫瘍内科と連携し、術前化学療法を施行し、その予後の改善を目指しています。 また進行癌に対する術後補助化学療法については標準療法のS-1投与に対して、術後補助化学療法の継続性を向上させる目的で 『TS-1の2週投与、1週休薬法のfeasibility試験』、治療成績を向上させる目的で 『TS-1/weekly ＣＤＤＰ療法のfeasibility試験』を、多施設共同研究（AGCS研）において進めています。

STAFF
講師・臨床准教授 川��　仁司 Hitoshi KAWASAKI
助教 和嶋　直紀 Ｎａｏｋｉ　ＷＡＪＩＭＡ
助教 宮本　慶一 Keiichi MIYAMOTO
助教 丸山　将輝 Akiteru MARUYAMA