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小児外科専門医養成コース(研修期間:原則8年) |
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(1)コースの全体像 |
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このコースは、日本外科学会専門医を経て小児外科専門医の資格取得を目標として、小児の外科的疾患に対する基本的診療を行いうる知識と技能を習得するコースである。 |
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具体的な到達目標は以下のとおりである。 |
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@ |
小児外科疾患の基本的検査法の選択、実施ならびに結果の解釈ができる。 |
A |
小児外科における術前・術後管理の習熟と実施ならびに基本的外科治療を実施できる。 |
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附属病院小児外科は青森県内唯一の小児外科認定施設であり、研修に際しては全症例を診断から治療に至るまで指導医と共に担当する。 |
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弘前大学医学部附属病院 小児外科専門医養成コース |
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専門医養成(受入)数2人(日本小児外科学会)
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初期研修医
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大学病院 |
(原則8年) |
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外科専門医受験資格の取得 |
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一般外科・小児外科相互の研修 |
(大学病院内各外科をローテート) |
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小児外科専門医 |
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コースの目標(受入から終了まで) |
日本小児外科学会が定める要綱に沿って計8年間の研修を行い小児外科専門医の取得を目指す。 |
研修方法
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一般外科及び小児外科の疾患・手技を青森県唯一の認定施設である本院で,他外科系診療科の協力のもと診療チームに所属して実地研修をする。
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循環体制 |
小児外科研修指導責任者と卒後臨床研修センターが連携し,関連医療機関の研修を支援する。 |
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(2)コースの概要 |
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コース名:弘前大学医学部附属病院小児外科専門医養成コース |
大学病院・ |
診療科名 |
専門分野名 |
指導者数 |
目的 |
養成(受入)人数 |
期間 |
医療機関名 |
弘前大学医学部附属病院 |
小児外科 |
小児外科 |
2 |
小児外科全般 |
2 |
原則8年 |
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(3)コースの実績 |
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鼠径ヘルニア根治手術、各種内視鏡下手術、肝門部空腸吻合術、消化管吻合術、悪性腫瘍摘出術、横隔膜修復術、腹壁形成術、人工肛門造設術、会陰式および仙骨会陰肛門形成術、ヒルシュスプルング病根治術、尿管膀胱新吻合術、腎盂尿管移行部狭窄切除・再吻合術、超音波検査、消化管造影、直腸肛門内圧検査、直腸吸引生検、消化管内視鏡検査、尿路造影、食道内圧検査、24時間食道pH測定 など、主な手技・手術の実績がある。 |
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(4)コースの指導状況 |
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当院小児外科は青森県唯一の小児外科認定施設であるため、県内各地域から各種小児外科疾患が搬送さる。また、当院は病気を持つ子供が一定水準の医療の恩恵を受けれるよう小児外科に関する優れた学識と技能を備えた専門医を地域社会に送ることも求められている。青森県は新生児、乳幼児の死亡率が全国平均よりも高い値を示しており、小児外科の一層の充実により、死亡率の改善に少しでも貢献できればと考えている。 |
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(5)専門医の取得等 |
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学 会 名 |
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日本小児外科学会 |
資 格 名 |
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小児外科専門医 |
資格要件 |
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@外科医の経験7年、A小児外科認定施設での研修3年、B外科専門医の資格、C小児外科の研究論文と症例報告を筆頭者として各1編、その他の論文3編、D小児外科の学会・地方会・研究会の演者発表3回、E別に定める臨床経験と研修指数 |
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