BSL

消化器外科学(第1週目〜第38週目)

1.指導方針
  1. 外科的一般事項、外科的疾患に関する基本的事項を広く学習すると共に、受持患者を通して治療方針の立て方、治療法の実際を知ってもらう。
  2. 教えられるという態度ではなく、自ら学び取るという積極的な態度で臨んで欲しい。実習期間を有意義なものとするか否かの鍵は各自の心構え次第である。
  3. 外科的疾患は緊急処置を要することが多いので、手術前後には受持医の指導のもと特に実習時間以外にも患者に接する態度が望ましい。
  4. 病棟実習を通じて受持患者との人間的交流を深め、お互いに一生の付き合いとなるよう心がけることが臨床医として不可欠の要素である。
2.第1週〜第38週目の概要
  1. 実習開始日の月曜日午前8時30分に消化器外科病棟(1病棟4階)に集合。(開始日の月曜日が休日の場合は、前の週の金曜日までに消化器外科学教室(内線5079)まで連絡すること。
  2. 実習期間内に手術が予定されている患者を受け持ち、その患者のカルテを作成する。(もし予定患者がいなければ、術後の患者を受け持つ)。
  3. 原則として受持患者の手術には助手として参加する。
  4. 主治医となった患者を総回診でプレゼンテーションする(第2週目)
  5. 外科的臨床の場で通常用いられる略語・英単語を習得する。
  6. 実習中の態度や目標の到達度の評価は受持グループのスタッフが行なう。
  7. 最終日に教授の査問をうける。
3.実習内容
  1. 担当した症例を中心にカルテの記載方を学ぶ。
  2. 治療・検査計画の立て方を理解し、実際に各種外科的検査法を学ぶ。
  3. 外科的基本手技(縫合、糸結び、創傷処置法など)を習得する。
  4. 術前・術後の管理を主治医と共に行なう。
  5. 手術室における手洗い法を学び、手術助手を行なう。
  6. 病棟実習を通し患者と直接接することによって、臨床医としての倫理観を培う。
4.注意事項
  1. やむを得ず欠席・遅刻するときには、必ず教室に電話(39-5079)して連絡をとること。
  2. スケジュールの予定時間は厳守し、定刻までに所定の場所に集合すること。
  3. 清潔な白衣・頭髪に心がけること。
消化器外科学 BSL 予定表
A週

消化器外科学 BSL 予定表

B週

消化器外科学 BSL 予定表