授業科目名 | 基本的診療知識 (外科的治療と周術期管理) |
対象学生 | 3年次 |
---|---|---|---|
時間割コード | 30312 | 学期・単位数 | 前期・1単位 |
担当代表教員 | 福田幾夫 | 開講曜日 | 木曜日 |
シラバス作成者 | 福田幾夫 | 時限 | 1・2時限 |
【授業の概要 | |||
医師として日常臨床に必要な外科的知識の基本を学習する。コア・カリキュラム区分E-2(3)外科的治療と周術期管理および区分E-2(5)食事と輸液療法に沿い、到達目標を明らかにして講義をすすめる。 |
【授業計画・内容・到達目標】 | |||
---|---|---|---|
開講月日 | 講義内容・具体的到達目標等 | 担当教員 | |
1 | 4月16日(木) | (題目:外科の歴史と創傷治癒) 到達目標:創の開鎖・治癒様式を学び、創傷治癒に影響を与える因子を述べることができる。 |
胸部心臓血管外科 鈴木保之 |
2 | 4月23日(木) | (題目:外科侵襲と生体防御) 到達目標:外科侵襲および感染に対する生体防御反応を血液凝固、免疫応答、内分泌系の側面から学ぶ。 |
胸部心臓血管外科 鈴木保之 |
3 | 4月30日(木) | (題目:消毒・滅菌法、手術操作の基本) 到達目標:清潔と不潔の区別を述べることができる |
消化器外科 吉原秀一 |
4 | 5月14日(木) | (題目:術前の評価、術後管理) 到達目標:手術の危険因子をあげることができる。予想される術後合併症を述べ、これに対する対策を述べることができる。 |
胸部心臓血管外科 木村大輔 |
5 | 5月21日(木) | (題目:外科感染症の予防と管理、ショック) 到達目標:外科感染症の予防および術後感染症の治療を学ぶ。周術期の予防的抗生剤投与法の標準的考え方を述べることができる。 |
消化器外科 鳴海俊治 |
6 | 5月28日(木) | (題目:食事と栄養管理の基本) 到達目標:栄養アセスメントや栄養設計など食事を含めた栄養管理全般に関する基礎的知識を学ぶ。 |
消化器外科 袴田健一 |
7 | 6月4日(木) | (題目:小児静脈・経腸栄養法) 到達目標:小児外科領域の輸液・栄養法の基本的概念を学び、この要点を述べることができる。 |
小児外科 須貝道博 |
8 | 6月11日(木) | (題目:輸液と中心静脈栄養) 到達目標:周術期管理における輸液療法の基本的概念を学び、この要点を述べることができる。 |
消化器外科 鳴海俊治 |
9 | 6月18日(木) | (題目:内視鏡外科・超音波診断概論) 到達目標:内視鏡外科の現況を学ぶとともに、合併症とその対策について基本的な考え方を学ぶ。腹部外科領域における超音波診断と治療への応用について学ぶ。 |
消化器外科 吉原秀一 |
10 | 6月25日(木) | (題目:外科治療のインフォームド・コンセント) 到達目標:手術におけるインフォームド・コンセントの注意点を学ぶ |
胸部心臓血管外科 福田幾夫 |
11 | 7月2日(木) | (題目:リハビリテーション医学総論1) 到達目標:リハビリテーション医学の概念とこれに関する基本的知識を学ぶ |
整形外科 中村吉秀 |
12 | 7月9日(木) | (題目:リハビリテーション医学総論2) 到達目標:リハビリテーション医学の中で最も重要な位置を占める運動器のリハビリテーションに関する基礎的な知識を習得する。 |
整形外科 湯川昌広 |
13 | 7月16日(木) | (題目:介護と在宅医療) 到達目標:高齢化社会における介護および在宅医療の重要性と、チーム医療について学ぶ |
総合診療部 大串和久 |
【教材・教科書】 | |||
標準外科学(医学書院)、Schwartz's Principles of Surgery(McGraw Hill),Surgery of Infants and Children(Llppencott-Raven) | |||
【参考文献】 | |||
改訂版老年医学テキスト(メジカルビュー社) 特集在宅医療の現状と課題 日本医師会雑誌 2006;135(8) |
|||
【成績評価の方法・採点基準】 | |||
学期末の筆記試験と出席状況で評価する。 | |||
【授業形式・形態および授業方法】 | |||
プリントまたはPCプレゼンテーションを使用する。 | |||
【留意点・予備知識等】 | |||
自ら学ぶ姿勢を重視する。各講義の到達目標を明示して講義をすすめる。 | |||
【その他】 | |||
授業科目名 | 消化器と疾患 | 対象学年 | 3年次 |
---|---|---|---|
時間割コード | 30304 | 学期・単位数 | 後期・1単位 |
担当教官 | 福田 真作 | 開講曜日 | 火曜日 |
シラバス作成者 | 坂本 十一 | 時限 | 3・4時限 |
【授業の概要】 | |||
消化器系疾患の総論と各論について講義する。 | |||
【到達目標等】 | |||
① 消化器系の正常構造と機能を理解できる。 | |||
② 消化器疾患の診断に有用な検査法の概要とその特徴的所見を解釈できる。 | |||
③ 代表的な消化器疾患の病態生理、およびその診断・治療について理解できる。 |
【授業計画・内容】 | ||||
---|---|---|---|---|
開講月日 | 講義内容 | 担当教官 | ||
1 | 10月6日(火) | 上部消化管の検査法(治療を含めて) | 福田 眞作 | 消化器血液 内科学講座 |
2 | 10月13日(火) | 食道の生理と食道疾患 | 下山 克 | |
3 | 10月20日(火) | 胃・十二指腸潰瘍 | ||
4 | 10月27日(火) | 胃炎・胃癌 | ||
5 | 11月10日(火) | 食道癌の外科治療 | 川崎 仁司 | 消化器外科学 講座 |
6 | 11月17日(火) | 食道良性疾患の外科治療 | 宮本 慶一 | |
7 | 11月24日(火) | 胃癌の外科治療 | 和嶋 直紀 | |
8 | 12月1日(火) | その他の上部消化管疾患の外科治療 | 川崎 仁司 | |
9 | 12月8日(火) | 小腸の検査法、吸収不良症候群 | 高杉 滝夫 | 消化器血液 内科学講座 |
10 | 12月15日(火) | 蛋白漏出性胃腸症、牛乳不耐症 | ||
11 | 12月22日(火) | 下部消化管の生理と検査法 | 福田 眞作 | |
12 | 1月12日(火) | 機能性胃腸障害 | 佐々木大輔 | |
13 | 1月19日(火) | 腸管憩室、腸結核、虚血性大腸炎、薬剤起因性腸炎 | 福田 眞作 | |
14 | 1月26日(火) | 潰瘍性大腸炎、クローン病 | ||
15 | 2月2日(火) | 予備日 | ||
【教材・テキスト】 | ||||
プリントを配布する。 | ||||
【参考文献】 | ||||
1)内科学書(中山書店、朝倉書店) 2)内科診断学(医学書院) |
||||
【成績評価の方法・採点基準】 | ||||
学期末に消化器血液内科学講座および消化器外科学講座が、それぞれの担当分について筆記試験を行い、出席状況を考慮して評価する。 | ||||
【授業形式・形態および授業方法】 | ||||
適宜、スライドまたは液晶プロジェクターを使用する。 | ||||
【留意点・予備知識】 | ||||
【その他】 | ||||