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    検査部

 
 

富田 泰史
部長 富田 泰史
副部長 齋藤 紀先
臨床検査技師長 石山 雅大

受付窓口 中央診療棟 2階


部門の概要

スタッフ 部長(臨床検査専門医)
副部長(臨床検査専門医)
講師 1名
助教 2名(1名は臨床検査専門医)
臨床検査技師 35名
看護師 8名
事務職員 2名
検査件数 1日平均2,000件

 検査部は、検査全般の管理・運営に携わる医師と、採血・末梢血・血液凝固能、生化学、免疫・血清、尿などの体液、微生物、遺伝子、そして生理機能といった各種検査に精通した臨床検査技師・看護師によって構成され検査を行っています。
 内部および外部精度管理事業に積極的に参加し、標準化され(いつ、どこで、だれが検査を行っても同じ結果になる)正確で精密な検査結果を診療科および患者さんへ提供できるよう日々努力しています。また、臨床検査の適正化に関する委員会を定期的に開催し、診療科および患者さんのニーズにあった運営を目指しています。

 
部門の特徴・特色

 地域に密着した特定機能病院という本院の特色ある役割に貢献することを目指しています。
 具体的には、
  1. 緊急性の高い検査については、24時間対応可能な体制を整備する。
  2. 院内診療科受診前の採血・採尿と迅速な結果報告や院内感染制御チーム、栄養サポートチームおよび治療薬物モニタリング業務等の支援を行う。
  3. 院内感染制御については、感染症制御システムを活用して、微生物の病原性・伝播性・環境要因を総合的に分析し、アウトブレイクの監視・早期発見から抗菌薬の適正使用に至る感染症診療全般に対する包括的な支援を行う。
  4. 総合臨床検査システムの更新と中央採血室の拡充が行われ、より効率的に診療支援を行える体制が構築されている。
  5. 超音波診断装置画像のオンライン配信が可能となり、生理画像診断分野の機能向上と体制強化に取り組んでいる。
  6. 定期的に検体検査機器更新を行い、検査のさらなる迅速化を目指している。
  7. PCR検査機器の充実により、新型コロナウイルスををはじめとした新興感染症に迅速に対応している。
  8. 令和3年に病理部、輸血部とともに臨床検査室の国際規格ISO15189認定ならびに品質保証施設認証を取得し、検査のさらなる質の向上を目指している。




各検査室の紹介

採血室
当採血室では、1日平均350名の外来患者様に対し、看護師(時間帯により臨床検査技師を含む)8名体制にて採血業務を実施しております。また、採血業務に加え、尿および喀痰の検体採血も受け付けております。
血液検査項目の中には、採血手技の影響を受けやすいものも含まれていることから、常に適切な手技を心がけ、検査結果への影響を最小限に抑えるよう細心の注意を払っております。
さらに、安全かつ安心して採血を受けていただけるよう、患者様への介助技術及び採血技術の向上を目的としてた研修を定期的に実施し、業務の質の維持・向上に努めております。
生化学・
血清検査室
    生化学・血清検査室は、肝機能、腎機能、脂質、血糖など生化学検査や感染症、ホルモン検査などの生化学的分析を行う部門で、血液や尿などの体液中の化学成分を測定し、診断や治療の指針となる情報を提供しています。緊急性の高い検査には24時間対応可能な体制を整備し、院内診療科受診前の迅速な結果報告にも努めています。また、日々の精度管理を行うことで検査結果の正確性を保っています。
血液検査室
    血液検査室では末梢血液検査(血液中の赤血球、白血球、血小板といった血球について調べる検査)を1日約450件、凝固線溶検査(出血や血栓症の原因、治療効果の判断など)を1日約150件実施しています。血球や血しょうの量的異常・質的異常を検査することで貧血、感染症、出血傾向、白血病などの血液疾患やその他の疾患の診断に役立つ重要な検査を行っています。    
一般検査室
      一般検査室では尿検査、便検査、髄液検査、体腔液検査、関節液検査などを行っています。
尿検査は腎臓の病気や糖尿病など、便検査は大腸がんや消化管出血のスクリ-ニング検査として役立ち、採取が容易で体への負担が少なく、健康診断などでも行われます。髄液検査・体腔液・関節液検査は、細胞や生化学的分析により、病気の診断や治療に有用です。一般検査では分析装置と顕微鏡による検査を組み合わせることで、より多くの情報提供に努めています。
細菌検査室       熱や咳が続いたり、膿ができたり、おなかの調子が悪いという症状は、目に見えない小さな微生物(細菌、真菌、ウイルス)が原因となっている場合があります。細菌検査室では、患者様から採取された材料(痰、尿、便、血液など)を調べることにより、症状を引き起こしている原因微生物は何か、どのような薬が効くのか検査しています。
また、薬剤耐性菌の検出状況などを監視することで、ICT(インフェクションコントロールチーム)の一員として、院内の感染対策業務を担っています。 
生理検査室
 

  当検査室は、臨床検査技師15名、受付事務員1名で構成されています。主な検査項目は、心電図、運動負荷心電図、心肺運動負荷試験、ホルター心電図、呼吸機能検査、四肢血圧・脈波検査、超音波検査(心臓、腹部、頸動脈、下肢動静脈、腎動脈、甲状腺、関節)、脳波検査、聴力検査など、幅広い生理機能検査を実施しております。
当検査室では、各種学会認定資格の取得や博士号取得を奨励し、学会や研修会への参加・発表を通じて最新の知識と技術の習得に努めています。
また、当日の検査依頼にも迅速に対応し、各診療科の要望に応じた柔軟な検査体制を整えております。
患者さまが安心して検査を受けられる環境を提供するため、正確で質の高い検査の実施に努めています。


臨床検査技師の資格・認定・学位取得状況

 緊急臨床検査士 6  日本心エコー図学会認定専門技師 1
 精度管理責任者 3    超音波検査士(消化器領域) 1
 二級臨床検査士(血液) 3    超音波検査士(循環器領域) 5
 二級臨床検査士(呼吸生理) 2    血管診療技師 2
 二級臨床検査士(循環生理) 3    肝炎医療コーディネーター 1
 医療技術部門管理者 1    聴力測定技術者(中級) 1
 認定一般検査技師 1    心電図検定1級 3
 認定輸血検査技師 1    心電図検定2級 5
 認定血液検査技師 2    認定心電図検査士 1
 細胞検査士 1    平衡機能検査士 1
 青森県糖尿病療養指導士 3      
 特別化学物質及び四アルキル
 鉛等作業主任者 
1      
 有機溶剤作業主任者 3      

 弘前大学大学院医学研究科博士課程修了 3      
 弘前大学大学院保健学研究科保健学専攻博士前期課程修了 5      
 弘前大学医学部保健学科 臨床指導准教授 1      
 弘前大学医学部保健学科 臨床指導講師 2      


当院検査部にて臨床検査を受けた患者さんへ

 弘前大学医学部附属病院検査部では、国際規格ISO15189を取得し、日常の検査業務の質向上に努めております。さらに、新しい検査方法や使用する試薬の検討、異常値の解析や病態の解明などの研究を行っております。
 この研究活動には、臨床検査を終えた残余検体や検査データの再利用(二次利用)が必要となることが多く、「臨床検査を終了した検体の業務、教育、研究のための使用について-日本臨床検査医学会の見解-」に則り、弘前大学大学院医学研究科倫理委員会の承認を得た上で実施しています。これまでも、他施設で実施された残余検体や検査データを用いた研究から多くの知見が得られ、これにより新たな検査法の意義が確立され、臨床検査医学の発展ならびに検査の質の向上につながってきました。当検査部でも、承認された研究計画に基づき、残余検体や検査データの一部を再利用することにより、医学の発展に寄与したいと考えています。
 これらの研究活動については、検査終了後に廃棄する残余検体や検査データを使用するため、患者さんの生命や健康に影響を及ぼすことはありません。また、氏名・生年月日・住所・電話番号・ID番号などの個人情報は、すべて匿名化された状態で解析を行うため、個人が特定されたり情報が漏れたりすることもありません。さらに、ヒトの遺伝子解析にも使用しません。なお、研究対象に該当しない場合であっても診療や治療に影響することはなく、研究にご協力いただけない場合でも診療上不利益を受けることはありません。
 個々の詳しい研究内容については、下記をご覧ください。なお、検査終了後の残余検体や検査データの再利用(二次利用)にご承諾いただけない患者さんは、大変お手数をお掛け致しますが、検査時に担当者までお申し出いただくか、個々の研究内容紹介に記載されている連絡先にご連絡ください。よろしくお願い申し上げます。

弘前大学医学部附属病院検査部
部長・教授  富田 泰史(とみた ひろふみ) 
技 師 長 石山 雅大(いしやま まさひろ)

◆検査部にて臨床検査後の廃棄予定の残余検体および検査記録を用いて実施中の
  研究一覧(倫理委員会 受付番号)


―2025年


―2024年


―2023年


 



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