がん診療は、診断・治療・緩和と実に多岐に渡っています。腫瘍センターには、治療部門として、放射線治療を行うがん放射線治療診療室と外来通院でがん薬物療法を行うためのがん化学療法室があります。がん化学療法室は、各診療科に通院中の方々が利用します。緩和ケア診療室では、がんに伴う痛みを含めた緩和治療を入院および外来の患者さんに行っています。院内がん登録室では、がん登録を通して、正しい情報を集め、がん診療の向上に寄与しています。がん診療相談支援室(がん相談支援センター)では、附属病院だけでなく地域のがん患者さんおよびご家族の心配事への相談業務と情報提供を行っています。さらに令和元年からがんゲノム医療室が新たに加わりました。がんゲノム医療室では自施設でがん遺伝子パネル検査を完結できるシステムが構築されています。腫瘍センターでは、安全な医療、最新の医療、十分な患者家族ケア、市民への情報発信等々、充実したがん診療を展開しています。これらの業務を通して、青森県におけるがん診療の成績向上を目指しています。 |