病棟全体がクラス10,000の無菌度を保つ構造で、その中にクラス100の完全無菌室を3つ備えています。年間4~14例の造血幹細胞移植が行われており、これまでに200回以上の造血幹細胞移植を施行してきました。以前は帽子、マスク、ガウンの着用やサンダルの履き替えなど、厳重な無菌管理を行っていましたが、現在は米国疾病管理予防センターと日本造血細胞移植学会のガイドラインに準じて無菌管理の簡素化を推進しています。このような簡素化を行っても感染症の増加はみられておらず、以前に比べて患者さんやご家族の負担も軽くなっています。
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