眼科は皆様よくご存じのとおり、眼に関する病気を担当しています。眼に関する病気と言ってもまぶたや眼の表面の腫れや充血といった眼球の外側から、白内障、緑内障や網膜剥離といった場合によっては手術が必要となる重症な眼の内部の病気まで非常にたくさんの種類があります。また最近日本で増えている糖尿病に合併する眼の病気や加齢にともなう眼の病気、そして角膜移植が必要な病気などもあります。眼科ではこれらの病気に対して大学病院として特に専門的で高度な医療を必要とする方を対象に外来と入院の両面で診療を行っています。最近は国の厳しい医療予算の効率的運用の必要性から、各医療機関の役割分担の考え方が進み、大学病院では他の医療機関や診療科から紹介された患者の方々の診療が中心になります。
初めて受診される方は、疾患ごとに当科の新患担当医に振り分けられ、診察いたします。他の医院や病院からの紹介状をご持参下さい。診察の結果、必要に応じて各種の検査が必要になりましたら予約制で対応します。そして新患担当医の判断で次回の診療が各専門外来への予約診療となることもあります。また、眼に関する救急医療にも可能な限り応対させていただきます。 |