産婦人科診療は、周産期医学(産科)、婦人科腫瘍学、生殖医学(不妊・不育)、女性医学(更年期)の4本柱からなります。スタッフ全員が産婦人科専門医で、さらに高度の専門性を求められる周産期専門医、婦人科腫瘍専門医、細胞診専門医、生殖医療専門医、内視鏡技術認定医などのサブスペシャリティーを持つスタッフも揃っています。
一般外来は、新患、再来ともに水曜日を除く平日の午前中に診療しています。水曜日は原則的に妊婦健診のみです。その他、産科外来、腫瘍外来、不妊外来、生殖補助医療外来、内視鏡外来、健康維持外来などの専門外来を設けています。
産科は周産母子センターを拠点として、主に重症の胎児異常や母体合併症をもったハイリスク妊娠を扱っています。婦人科は入院患者の約80%を占める悪性腫瘍の集学的治療が中心です。不妊症・不育症は系統的な検査を基に治療方針を相談して決めており、一般的な治療から最先端の生殖医療までサポートしています。女性医学では、更年期障害、骨粗鬆症、尿失禁、性交痛など閉経後女性に特有な疾患の予防と治療のみならず、将来のQOLを考慮した閉経期女性の健康管理を行っています。
また、2021年度より整形外科、リハビリテーション科と連携し女性アスリート外来を開設いたしました。 |