歯科口腔外科では、歯科的疾患はもとより口腔顎顔面領域に生じるすべての疾患を対象とし、口腔外科診療のプロフェッショナルとして専門的治療を行っています。
具体的には、口腔に生じる悪性腫瘍(口腔がん)・良性腫瘍、う蝕や歯周疾患に伴う顎骨周囲の炎症性疾患、上下顎骨骨折、頬骨骨折などの外傷性疾患、顎骨の嚢胞性疾患、顎関節症、骨格性の下顎前突症などの顎変形症が比較的頻度の高い疾患です。
治療には、治療後の機能障害を最小限にしつつ、最良の結果が得られるように、常に最新、最先端の治療を心がけております。
外来診療では口腔腫瘍、顎嚢胞、顎関節症、顎変形症、インプラント治療の専門外来を有し、顎顔面の外傷に対しても救急処置を含め、適切な診療体制が整備されています。新患・再来とも毎日診療していますが、初診時は紹介状が必要ですので、他の病院または歯科医院を最初に受診して下さい。
再来患者さんの診療は完全予約制を取り、待ち時間の短縮に努めています。毎週、月、水、木の午後は外来小手術として局所麻酔下での難抜歯術(親知らずの抜歯)、良性腫瘍切除術、嚢胞摘出術、インプラント(人工歯根)植立術を行い、必要に応じて静脈内鎮静を併用してより快適に手術が受けられるよう配慮しています。
入院診療では、毎週火・金が全身麻酔による手術日となっています。 |