循環器内科専門医養成コース(研修期間:原則5年)
(1) コースの全体像
広く内科学の素養を基礎として、循環器内科分野の専門的かつ最新の知識・技術を身につけるとともに、科学的思考に基づいた医療を実践できるようになることを研修目標としている。
原則として卒後3年目または4年目を対象とする。専門分野のみでなく、他の内科分野(呼吸器内科・腎臓内科・消化器内科・救急救命・神経内科など)をコース期間中に一定期間学内または学外施設においてローテート研修することが望ましい。これは内科をベースとした循環器内科を学ぶとともに、専門医資格取得の条件として日本内科学会認定内科医の資格を有することがあるためで、内科学全般にわたって症例を経験しておく必要があるためである。さらに、総合内科専門医の受験資格も得られることとなる。
弘前大学医学部附属病院 循環器内科専門医養成コース |
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(2)コースの概要
コース名:循環器内科専門医養成コース | ||||||||
大学病院・ 医療機関名 |
診療科名 | 専門 分野名 |
指導 者数 |
目的 | 養成 (受入) 人数 |
期間 | ||
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循環器内科呼吸器内科 腎臓内科 |
循環器内科呼吸器内科 腎臓内科 |
10 |
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5 | 4年 程度 |
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内科 | 脳卒中内科 | 3 |
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1 | 基本 3ヶ月 |
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内科 | 一般内科 消化器内科 |
3 |
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1 | 基本 6ヶ月 |
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救命救急センター | 救急医療 | 4 |
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1 | 基本 3ヶ月 |
(3)コースの実績
心臓カテーテル検査および経皮的冠動脈形成術、カテーテルアブレーション、ペースメーカー植え込み術、除細動器(ICD)植え込み術 など(心臓カテーテル・冠動脈造影検査
1000例/年、経皮的冠動脈形成術 500例/年、電気生理学的検査・カテーテルアブレーション 250例/年、ペースメーカー・ICD・CRT-D植え込み術
140例/年 など)主な手技・手術の実績がある。(いずれも国立大学附属病院では屈指の症例数を誇る)
(4)コースの指導状況
豊富な臨床経験と優れた高度診療技術を有するスタッフが多数在籍しており、プロの内科医の養成を目指して指導に当たっている。研究スタッフも充実しており、専門分野でインパクトファクターの高い英文雑誌への論文掲載が期待出来る。
(5)専門医の取得等
学会名 | 日本循環器学会 | ||||||
資格名 | 循環器専門医 | ||||||
資格要件 |
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学会の連携等の概要 本院は、日本循環器学会の認定研修施設である。 |
(6)関連リンク
循環器腎臓内科学講座,呼吸器内科学講座
http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~inter2/index.html