神経内科専門医養成コース(研修期間:原則4年)
(1) コースの全体像
神経内科専門医を目指す医師に対する専門医養成コースです。神経内科の幅広い領域について偏ることなく症例を経験できます。特に神経画像診断、神経生理学的検査、神経・筋生検、遺伝子診断、バイオマーカー検査については標準レベル以上の検査手技を身につけられます。
研修期間は原則4年で、前2年を前期研修として、内科認定医の資格取得のために多彩な内科疾患の経験を積んでもらい、後2年は後期研修として、神経内科専門医資格取得を前提とした高度な研修を行います。
研修中に経験する貴重な症例については、積極的に学会や研究会で発表や論文投稿を行います。
専門医養成(受入)数10人
(日本神経学会・日本脳卒中学会) |
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大学病院
(2年以上) |
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・一般的内科、神経内
科関連疾患の研修 ・認定内科医資格取得
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コースの目標(受入から終了まで) |
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日本神経内科学会及び日本脳卒中学会が定める要綱に沿って計4年間の研修を行い、神経内科専門医、脳卒中専門医の取得を目指す。 |
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研修方法 |
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大学病院内他内科及び関連医療機関をローテートし、一般内科と神経内科、脳卒中関連疾患に関する内容をカリキュラム参加医療機関の特徴を生かした指導体制のもと診療チームに所属して実地研修をする。 |
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循環体制 |
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神経内科研修指導責任者と卒後臨床研修センターが連携し、関連医療機関の研修を支援する。 |
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(2)コースの概要
コース名:神経内科専門医養成コース |
大学病院・
医療機関名 |
診療科名 |
専門
分野名 |
指導
者数 |
目的 |
養成
(受入)
人数 |
期間 |
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神経内科 |
臨床神経内科学 |
4 |
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10 |
2年
以上 |
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神経内科 |
臨床神経内科学 |
2 |
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1 |
6ヶ月
~1年 |
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神経内科 |
臨床神経内科学 |
1 |
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1 |
6ヶ月
~1年 |
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神経内科 |
臨床神経内科学 |
3 |
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1 |
6ヶ月
~1年 |
(3)コースの実績
腰椎穿刺検査、神経放射線画像読影、筋電図、神経伝導検査、脳波検査、遺伝子診断、大脳誘発電位検査、脳磁場計測、神経生検、筋生検、ボトクス療法、全身・呼吸管理など、主な手技・手術の実績がある。
(4)コースの指導状況
大学病院および関連病院の医員として神経内科の専門医養成研修を行う一方、3年目後半と4年目前半で関連内科系他分野(消化器、血液、膠原病、循環器、腎臓、内分泌代謝等)を大学病院内で研修する。
(5)専門医の取得等
学会名 |
日本神経学会、日本脳卒中学会 |
資格名 |
① 神経内科専門医、②脳卒中専門医 |
資格要件 |
①内科認定医取得後、3年の研修病院における経験が必要、
資格試験あり
②3年間の研修教育施設での経験が必要 |
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学会の連携等の概要
本院は、日本神経学会、日本脳卒中学会の認定機関である。 |
(6)関連リンク
脳研 脳神経内科学講座
http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~neurology/index.php
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