泌尿器科専門医養成コース(研修期間:原則5年)
(1) コースの全体像
当科における前立腺癌や膀胱癌など泌尿器科悪性腫瘍症例数及び治療成績がトップレベルにあることから、プログラム内容は同疾患の診療技術の習得および慢性腎不全に対する腎移植と血液浄化療法のトレーニングが柱となります。副腎・腎の腹腔鏡手術件数も多く、技術認定試験合格を目指したトレーニングシステムを構築しています。また、当科では常に海外の泌尿器科診療レベルを意識し、EBMに基づいた理論の展開に努めながら、世界に発信できる成績を探求しています。そしてその一翼を担ってもらうよう教育します。
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大学病院
(2~3年以上) |
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・前立腺癌や膀胱癌診
療、慢性腎不全に対
する腎移植と血液浄
化療法のトレーニン
グ |
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コースの目標(受入から終了まで) |
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日本泌尿器科学会が定める要綱に沿って計5年間の研修を行い、泌尿器科専門医の取得を目指す。 |
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研修方法 |
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前立腺癌・膀胱癌・慢性腎不全など多岐に渡る泌尿器科関連疾患に関する内容をカリキュラム参加医療機関の特徴を生かした指導体制のもと診療チームに所属して実地研修をする。 |
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循環体制 |
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泌尿器科研修指導責任者と卒後臨床研修センターが連携し、関連医療機関の研修を支援する。 |
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(2)コースの概要
コース名:泌尿器科専門医養成コース |
大学病院・
医療機関名 |
診療科名 |
専門
分野名 |
指導
者数 |
目的 |
養成
(受入)
人数 |
期間 |
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泌尿器科 |
尿路悪性腫瘍
腎移植 |
8 |
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5 |
2年
以上 |
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泌尿器科 |
尿路悪性腫瘍 |
2 |
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1 |
3ヶ月
以上 |
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泌尿器科 |
一般泌尿器科 |
2 |
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1 |
3ヶ月
以上 |
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泌尿器科 |
一般泌尿器科
血液透析 |
2 |
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1 |
3ヶ月
以上 |
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泌尿器科 |
一般泌尿器科
血液透析 |
2 |
|
1 |
3ヶ月
以上 |
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泌尿器科 |
一般泌尿器科
血液透析 |
2 |
|
1 |
3ヶ月
以上 |
(3)コースの実績
ミニマム創根治的前立腺摘除術、膀胱癌の経尿道的切除術、膀胱全摘術、尿路変向術、腎癌・副腎腫瘍の腹腔鏡手術・開放手術、根治的精巣摘除術、経尿道的前立腺切除術、膀胱癌、精巣癌、前立腺癌などに対する化学療法、腎移植 などの実績がある。
(4)コースの指導状況
本コースでは「弘前大学泌尿器科研修手帳」に沿って効率よく専門養成研修が受けられる。この研修手帳は、研修期間内に経験すべき疾患、検査、手術を明示して各項目をチェックしながら診療技術を習得していくもので、後期研修医はこの手帳を持って、本院や教育関連病院で後期研修を受けることになる。また海外留学は積極的に行っており主な留学先は、The
Burnham Institute, UCSF, Cleveland clinic, Mayo clinic等です。
(5)専門医の取得等
学会名 |
日本泌尿器科科学会 |
資格名 |
泌尿器科専門医 |
資格要件 |
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学会発表8回以上。
論文発表1編以上。
本学会「研修手帳」に記載されている手術及び必要件数。 |
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学会の連携等の概要
本院は、日本泌尿器科学会の認定機関である。 |
(6)関連リンク
泌尿器科学講座 http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~uro/
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