看護部だより

2009年 師走


今年は、暖冬と聞いていたのですが、突然の大雪そして吹雪の日が続いています。
このまま、クリスマス・大晦日と銀世界は続くのでしょうか。

12月に入り新人ナースの看護技術客観的試験が始まりました。今年のテーマは「与薬の技術」プリセプター・教育支援者・教育委員が評価者となり実施しています。



新卒1年目看護師が、看護技術についての到達目標を達成できる
よう、到達レベルについて評価し、確実な習得を支援する。
 

新卒看護師は、緊張の中で試験に臨んでいました。
看護師一人ひとりの成長を見守り、配属先による技術習得のばらつきをなくすためにも、また、プリセプター自身の振り返りにもなる有効な取り組みと考えています。

恒例のクリスマスコンサートが、12/18(金曜日)外来ホールで開催されました。
今年も新人ナースによる「コンサートサポート隊」が結成され、患者様の誘導やコンサート中のお世話などに活躍しました。昨年自発的な取り組みとして行われた、この活動が、後輩に引き継がれていたことはうれしい限りです。こうして伝統は引き継がれていくのでしょうか。


高度救命救急センターの工事は吹雪の中で続いています。
1月には、ヘリポートの工事もいよいよ始まります。
今年も看護部だよりをご覧いただきありがとうございました。
皆様よいお年をおむかえください。

2009年 霜月


岩木山は、気高いその姿を雪化粧にかえました。
もう今年も、12月を残すだけとなり、
少し慌ただしい雰囲気を感じるようになりました。
看護部では、来年の高度救命救急センターOPENに
向けた、看護職員の研修も始まりました。
本格的な雪を前に、工事も急ピッチで進んでいます。  
そして11月20日は、恒例の看護研究発表会が開催され、
口演・示説併せて12題の発表と活発な意見交換が行われ
ました。

発表演題
1.脳神経疾患患者の服薬自己管理の開始基準
2.気管吸引水交換時間についての検討
3.糖尿病治療に関するインシデント削減に向けての取り組み
4.転倒・転落アセスメント施行時の経験年数による視点の相違
5.回腸新膀胱増設後患者へのQOL調査
-時間排尿が退院後の生活に及ぼす影響について-
6.看護職者の患者指導に対する認識と実施状況
7.多床室における患者カーテン使用に対する認識と使用状況(第1報)
-カーテンの使用状況-
8.多床室における患者カーテン使用に対する認識と使用状況(第2報)
-患者のカーテン使用に対する認識-
9.自宅退院支援に関する研究(第1報)
-患者が感じている困難や不安と看護師の認識の比較-
10.自宅退院支援に関する研究(第2報)
-退院時に感じる困難や不安の入院経験・退院時期による比較-
11.口腔ケアに関する実態調査(第1報)
-必要性の認識と実践状況の比較-
12.口腔ケアに関する実態調査(第2報)
-口腔内の観察とアセスメントの現状-




 

2009年 神無月


 半年が過ぎました!
10月に入り、岩木山に初雪が降りました。実りの秋は駆け足で過ぎてゆくのでしょうか。
4月に入職した新しい仲間は、この半年間の間に多くの学びをしたようです。
すっかり、患者様から頼りにされるナースに成長している様子が伝わってきます。
秋は学問の季節?10月は、さまざまな研修会が実施されています。
今回は、研修会風景をご紹介します。