看護部だより

看護部だより 2016年度 第1号

今年度第1号の看護部だよりをお届けいたします。
    ~ 今年度の看護部の目標を紹介~
患者への接近を高め、行き届いた看護を提供
ワーク・エンゲイジメントを高め、魅力ある職場づくり
この二つの目標を看護部全体で取り組んで参りたいと思います。
さて、今年は4月に42名の新採用者を迎え、新人研修が始まりました。新人研修の
様子や看護部の行事についてご紹介します。
4月7日、8日の2日間、基本的看護技術研修に新卒看護師が初めて取り組みました。
感染予防の技術として手指衛生・針刺し防止策・個人防護具(PPE)について、スキンケア、移乗・移送の演習がグループ毎に先輩インストラクターにより指導が行われていました。
5月29日 入院時の情報収集と入院時業務について病棟看護師から講義を受けました。また、酸素吸入と吸引についての演習を行いました。
「人に穿刺することが初めてであったため、集中して研修に参加した」
「デモンストレーションもわかりやすく理解しやすかった」
「分からないことや疑問に思ったことはその都度インストラクターに聞き、指導を受けた」
「同じグループで病棟の様子など情報共有しながら演習に参加できた」
5月9日、10日 症状の観察、報告・連絡・相談について副看護師長から、検査の知識と正しい検体の取り扱いについて臨床検査技師から、薬の基礎知識と薬剤管理について医療安全推進室ゼネラルリスクマネージャー(薬剤師)から講義を受けました。
5月29日 入院時の情報収集と入院時業務について病棟看護師から講義を受けました。また、酸素吸入と吸引についての演習を行いました。
「ナーシングスキルで確認し、テストも受けて分からないところを研修で聞くことができた」
「実際に技術を行なうのは、グループの中で後半だったので、前の人の手技を見ることで、ナビを見なくてもできるように努力してみた」
6月10日 確認行為、リスク回避について、医療安全推進室ゼネラルリスクマネージャー(看護師長)から講義を受けました。また、輸液ポンプ・シリンジポンプの取り扱いについて講義を受けた後、演習を行いました。
「病棟でも先輩から教えてもらっていたので、改めて確認できて良かった。」
「何度も繰り返し練習することができて良かった。」
今年も 5月12日『看護の日・看護週間』の行事に取り組みました。

今年の看護の日のメッセージカードは、「青空に浮かぶ風船」をパステルシャインアートで描き、ほのぼのとしたカードが出来上がりました。入院患者さんへ回復の願いを込めたメッセージを書いてお渡ししました。患者さんからは、「応援メッセージありがとう」「嬉しくて何度も読み返した」など喜びや感謝の言葉をいただきました。

中央待合ホールには「看護の日のお花」の展示をしました。芍薬、ダリアなどたくさんの種類の生花を使用し「お花のベンチ」が飾られました。涼しげな色調のお花達と茶花で使われる利休草のツルの組み合わせで素敵なベンチが出来上がりました。
「綺麗な椅子だね」「珍しいお花がたくさん見れて嬉しい」「利休草という名前なんですね」などたくさんの感想が寄せられました。