看護部だより

看護部だより 2014年度 第1号

今年度第1号の看護部だよりをお届けいたします。
4月に新採用者を迎え、2ヶ月が過ぎました。新人研修も順調に行われています。
今回は、研修等の様子や、看護の日の取り組みについて紹介します。

2014年4月、新たな仲間が加わりました。
4月1日から4日間にわたり、新採用者オリエンテーションが行われました。初日は、看護部長の挨拶に続き、辞令交付があり、看護部についてのオリエンテーションが行われました。2日目には、コメディカル・研修医合同のオリエンテーション、3日目は電算システム研修や、マナーUPホスピタリティ研修、病院内オリエンテーリングが行われました。研修担当の先輩ナースから丁寧な指導を受け、新採用者も真剣に取り組んでいました。


4月10日、11日 2日間にわたり正しい手洗い、針刺し防止策など感染予防について、スキンケアなど創傷管理・排泄援助技術、移送・移乗など活動・休息援助技術などについて研修が行われました。グループ毎に指導者がついて研修が行われ、みなさん真剣に取り組んでいました。

入職初期の段階で、学生時代に学んだ基礎看護技術を復習し、安全な看護ケアを提供できるよう指導しています。


4月24日、25日 2日間にわたり看護業務の流れや事務手続きについて、確認行為や誤薬防止について、採血法や輸液のミキシングやプライミングなどについての研修が行われました。久し振りの採血演習などに緊張気味の様子でしたが、手順を確認しながら、確実に行っていました。

部署での業務に慣れてきた頃、より安全に看護技術を提供できるよう、正しい知識と技術を学びます。


5月9日、臨床場面における症状の観察と報告・連絡・相談、夜勤業務についての研修が行われました。また、他職種の協力を得て、検査の知識と正しい検体の取り扱い方については臨床検査技師から、薬の基礎知識と薬剤管理については薬剤師から講義を受けました。専門家から正しい知識を学べるいい機会でした。
また、5月23日は、入院時の情報収集と入院時業務についての講義と酸素吸入と吸引についての演習が行われました。

夜勤業務に入る前に、必要な知識・技術・態度を学びます。安心して夜勤業務に臨めるよう、しっかり準備します。


6月6日、安全確保の技術:確認行為・リスク回避についての研修が行われました。医療安全推進室看護師長が確認行為の重要性について講義をしました。
また、輸液ポンプやシリンジポンプの機能や使用時の注意点を学び、正しい操作方法について演習しました。確実に操作方法をマスターできるよう、真剣に取り組んでいました。

配属部署での業務も拡大してくる頃です。より安全にケアを行えるように、確認行為やポンプ類の操作について指導します。

ネットワーキングとは、同じ状況にある学習仲間同士が問題解決や支援するためのネットワークづくりです。新人研修の際、仲間と情報交換や交流するために30分~60分のワーキングの機会を設けています。
5月9日のテーマは、
みんなで、プラス思考に挑戦しました。みんなで目指すのは、3年後の
プラス思考でこの1年を乗り越えましょう。

5月12日 看護の日、看護週間の行事に取り組みました。
今年の看護の日のメッセージカードは,昨年に引き続き看護部で作成したロゴマークを取り入れたデザインとしました。回復の願いをこめ,心を込めたメッセージを記入して,入院中の患者さんにお渡しいたしました。患者さんからは、「励まされた」「温かい気持ちになった」など感謝や喜びの言葉をいただきました。
また、中央待合ホール入口には恒例となったお花の展示をしました。
今年のテーマは「フラワーフォール」。
「芸術的だった」「ウェディングベールのように綺麗だった」と患者さんから感想をいただきました。