看護部だより

看護部だより 2013年度 第2号

今年度第2号の看護部だよりをお届けいたします。
夏に行われた行事や、研修会の様子をご紹介いたします。

7月2日~7月7日まで正面玄関に笹が用意され、今年も多くの患者さま、ご家族さまが短冊の飾りつけをしてくださいました。短冊には、ご家族の回復への願いなどがこめられていました。

7月30日 正面玄関において、入院中の子供さんや患者さまをお招きし、七夕納涼祭が行われました。今年は多く患者さまに参加していただき大盛況でした。患者さまに付き添ってきた看護師も患者さまが楽しむ様子を嬉しそうに見守っていました。
スーパーボールすくい、ヨーヨーつり、的当て、輪投げ、千本つりなど「宵宮」のような納涼祭りでした。

8月1日 病院正面玄関駐車場において、「小型ねぷた」の運行が行われました。小児科などに入院中の子供さんや保護者、医師、看護師、事務職員等とともに「弘前大学囃子組」も参加し、夏の夜のひとときを楽しみました。子供さん達は大きな声で「ヤーヤドー」のかけ声をかけていました。


7月31日 高校生1日看護体験が行われました。
今年は23名が参加し、11部署での看護体験を行いました。
看護師と同じ大学病院のユニホームに着替え、看護体験が始まりました。最初は緊張していた様子でしたが、次第に笑顔もみられ、患者さまと会話をしたり、日常生活の世話などの看護体験を行っていました。今年は、看護師を目指している人が多く、1日看護体験後も全員看護師になりたいと話していました。
9月5日から10日にかけて、臨床医学入門-早期体験実習-が行われました。この早期体験実習は今年で18回目となりました。
医学科の学生は、看護師と共に看護を体験し、患者さまの療養生活や看護師の業務内容を学んだり、医療チームの協力関係のあり方などを学んでいました。
チームで連携して仕事をしていることに感動したという学生の感想もありました。



7月 研修テーマは,『できること拡大』
安全で確実な看護技術と基礎知識の習得を目的に行われ、褥瘡予防ケア・ポジショニング・ドレーン管理・膀胱留置カテーテル法などを学びました。
また、研修前のネットワーキングは、「私の研修手帳紹介」をテーマに、各自が使用しているメモ帳・研修ファイル・自己学習ノートなどを紹介してもらいました。新人の皆さんは他の人のまとめ方などを知る良い機会となったようです。そして、刺激を受けて"これからも頑張るぞ"と前向きな気持ちになったようでした。
 


ポジショニングの実技指導


ドレーン管理の実技指導

滅菌手袋の装着法 膀胱留置カテーテル法の
実技指導


新採用者の研修の他、卒後2年目~3年目、全看護職員対象の研修も行われました。
研修の内容は、以下の通りです。

7月

 3年目ナース対象
  看護過程研修:
    クリティカルシンキングと看護診断
  看護研究研修:
    エビデンスリサーチ
 
 全看護職員対象
  自己育成研修: 
   セルフエスティームを高めよう
9月
 2年目ナース対象
  看護倫理(Ⅰ)研修:看護倫理の感受性を磨く
 全看護職員対象
  看護倫理(Ⅱ)研修:ベッドサイドの倫理的問題
  看護過程研修:事例から学ぶ看護診断
  自己育成研修:文章作成スキルアップ(2回シリーズ),
            コミュニケーションセンスを磨く(年6回シリーズ)