看護部だより

看護部だより 2013年度 第1号


 
小林看護部長のもと新体制がスタートし,3カ月経ちました。
看護部では,看護の質の改善,ていねいな看護,労働生産性の向上を目標に掲げ,看護職員一丸となって取り組んでおります。

看護部公式
ロゴマーク


看護部理念等を表現したロゴマーク
また,看護部の理念である「優しさと思いやり」のある看護を広く知っていただくために,ロゴマークを作成いたしました。
弘前大学教育学部美術専攻科の学生に作品制作を依頼し,応募のあった中から2作品を採用しました。
今後も,看護部の理念に基づき,地域の皆さまに信頼していただけるよう質の高い看護の提供に努力をしてまいります。

 
4月,新たな仲間が加わりました。
新採用者のオリエンテーションや看護技術研修の様子などを紹介します。

院内オリエンテーリング中

医療情報システム操作研修

新採用者のオリエンテーションは,4日間行われました。看護部のオリエンテーションの他,コメディカル・研修医合同オリエンテーションも行われました。



4月,最初の研修のテーマは,
『ケアに活かそう~基礎看護教育の学びをReview~』
学生時代に学んだ技術をしっかり復習して,患者さんへのケアに活かすため,感染予防・創傷管理・排泄援助技術について研修が行われました。
 
もう一つの研修のテーマは
『経験して身につけよう安全な技術と看護業務』
採血法・与薬の技術,安全確保の技術について研修が行われました。
 


移送・移乗の介助の演習
採血の演習


5月,研修テーマは,
『夜勤業務に向け必要な知識や技術・態度を身につけ自信をもとう』
症状の観察,報告・連絡・相談,夜勤業務についての講義と,酸素吸入と吸引についての演習,入院時の業務などについて研修が行われました。
 

また,臨床検査技師から検査の知識と正しい検体の取り扱い方や,薬剤師から薬の基礎知識と薬剤管理について講義を受けました。
 吸引の演習




6月,研修テーマは
『ケアや業務に潜むリスクを確かな知識と技術で回避』
まず,輸液ポンプ・シリンジポンプの取り扱いの研修が行われました。各グループには指導者が始終そばにいて演習のサポートをしました。
そして,業務の組み立て方について,研修が行われました。優先順位の考え方,多重課題の対応について学びました。さらに,経管栄養法,浣腸についての演習が行われました。 

輸液ポンプ・シリンジポンプ取り扱い演習
経管栄養法

6月は,卒後2年目ナースから管理者を対象に各種の研修が行われました。
 卒後2年目ナース対象:診療の補助業務技術研修として静脈注射研修が行われました。安全な静脈注射に必要な知識やハイリスク薬の知識について講義を受け,演習を行いました。
 
卒後4~5年目対象:教育方法研修としてコーチング研修が行われました。テーマは『学習意欲・就業意欲を高める指導方法を学ぶ』です。
管理者対象:自己育成研修『セルフエスティームを高めよう』が行われました。ヒューマンスキルの向上とキャリアを考える,生産性とモチベーションの向上を促進することがこの研修のねらいです。
 
また,自己育成研修『コミュ二ケーションセンスを磨く』が始まりました。年6回のシリーズ研修です。

2年目ナース 静脈注射演習





 
5月,看護週間の行事にとりくみました。
今年の看護の日のメッセージカードは,看護部で作成したロゴマークを取り入れ周りを桜の花びらで囲んだデザインとしました。回復の願いをこめ,心込めたメッセージを記入して,入院中の患者さんにお渡しいたしました。患者さまから,「励みになる」「心のこもった内容で,嬉しい」など感謝や喜びの言葉をいただきました。
また,外来ホール入り口には恒例となったお花の展示をしました。今年は,大きなハート型のお花を展示し,バラやカーネーション,ガーベラなど8種類の生花が飾られ可愛らしいととても好評でした。
隣のライトボックスには,看護部ロゴマークとナイチンゲールテディベア,ナイチンゲール『看護覚え書き』を展示しました。
多くの患者さまやご来院のみなさまが立ち止まり鑑賞されていました。