看護部だより

看護部だより 2012年度 第3号

あけましておめでとうございます。
巳年がスタートしました。
雪が降り続き、一面銀世界となっていますが、今年は、どんな年になるのでしょうか。

今回は、10月から12月にかけて行われた主な行事と、研修の様子について紹介いたします。
 
小児科病棟でのハロウィンパーティ
10月31日 小児科病棟でハロウィンパーティが行われました。
ハロウィンパーティは、小児科病棟では初めての企画で入院中の子供達も大変喜び、盛況でした。


防火・防災訓練
11月5日 地震発生を想定した防火・防災訓練が実施されました。各部署での訓練の後、南塘グラウンドにおいて、新採用の職員も多数参加して消火器実地訓練が行われました。


10月4日・5日 急性期看護に必要な技術・知識・態度について学ぶことを目的に新採用者看護技術研修が行われました。1日目は、救命救急認定看護師や集中ケア認定看護師による救命救急処置技術の講義の他、BLS、気管内挿管介助、12誘導心電図装着の演習を実施しました。


2日目は、呼吸循環を整える技術、輸血の知識や心電図の基礎知識と見方などについて、高度救命救急センターの医師や、輸血部の検査技師の方などから講義を受けました。
12誘導心電図装着

11月6日 看護管理者研修が行われました。
今年度のテーマは『法律・制度・診療報酬と看護管理』で、医事課長、経営企画課長、看護部長から講義を受け、医療法や医療制度、診療報酬のしくみ、看護管理者としての役割について学びました。




 

12月5日・6日 看護実践の技術研修が行われました。講師に聖路加看護大学准教授の大久保暢子先生をお招きし、看護形態機能学の視点から日常生活を捉える~ヘルスアセスメントと看護援助~と題して講義をしていただきました。
卒後2年目の看護師と部署の教育担当者やプリセプターナースらが参加しました。看護形態機能学について、日常生活行動の枠組みについての講義のあと、「動く」「食べる」「トイレに行く」のヘルスアセスメントと看護援助の実際についてグループワークを通しながら理解を深めていきました。

12月7日 看護研究Ⅰ 「エビデンスリサーチ」報告会が行われました。提供している看護のエビデンスを検索し、研究論文を読む力、クリティークする力をつけることをねらいとしています。口腔ケア、清潔ケア、罨法、転倒予防、褥瘡予防、術後合併症予防、母性などそれぞれ関心ある分野からテーマを選択して取り組み、看護の根拠を明確にしていきました。45題の発表があり質疑応答も活発におこなわれました。
研修室全体に各自のポスターを掲示しての報告会の様子

10月23日 医学部コミュニケーションセンターにて、第79回看護研究発表会が開催されました。
口演、 ポスターセッション合わせて14題の発表があり、質疑応答も活発に行われました。