看護部だより

2010年 弥生



 3月になりました。なごり雪の降る季節です。
 恒例の自治会主催のファイナルパーティが開催されました。
 ファイナルは一年間を締めくくるという意味で命名されています。
 看護部を退職される方々の送別会と20周年の永年勤続表彰が予定されている方々の お祝いもかねています。 
 今年も涙と笑いのにぎやかなパーティになりました。

2010年 如月




毎年2月に開催される年間のまとめ「看護実践発動発表会」の事前ポスター展示が2/4から2/12まで行われました。すべての部署から、部署目標の取り組み紹介のポスターが展示されました。
今年は、25日の発表の前に、看護部職員に一押しのポスターに投票をしてもらう試みを行いました。
今年のテーマは「見える看護を伝えたい」セクションを超えて参考になる多くの取り組みが紹介されました。
 
この27題のポスターより、2月25日の発表会では、
以下の6題の発表が行われ、活発な意見交換が行われました。
 1.効率性・経済性の両側面を考慮した検査セット内容の検討
 2.便失禁の看護
 3.注射業務の集約化~注射専属看護師業務のBefore・After
 4.安全への取り組み
 5.褥瘡を減らそう!ICUにおける褥瘡の現状と予防への取り組み
 6.フットケアは究極の療養指導の場になる!
          糖尿病看護拡大への戦略
 発表前の演者のみなさま






 


看護実践活動報告会では、演題発表終了後看護部長の講評が行われ、各部署や認定看護師の 今年度 の活動報告に対して、課題を的確にとらえた取り組みが評価されました。
また、看護を可視化することにより、さらに見えてくるものについても、継続的にかかわってゆくことが 大切であると話されました。

講評のあとは、昨年から行われている看護奨励賞の発表が行われました。
突然の指名に、驚く人や拍手が起こり和やかな表彰式になりました。
今年の表彰もまた、ユニークなネーミングがたくさんありました。
ご紹介します。

ポスター投票最多賞 ポスター展示全27演題中、最も活動が参考になったことで職員投票数が多かった「感染リンクナースの活動」に対して
 (一病棟6階)
倫理奨励賞 倫理症例カンファレンス回数を重ねていることと、さらなる 感受能力の向上を期待して(二病棟5階)
看護必要度賞 看護必要度のもっとも高い病棟での、日々の献身的な看護の取組みを評価して(二病棟6階)
見事なしつけで賞 5S活動の一環としてのしつけに着目し、決められたことを正しく習慣化し出勤簿管理を行っていることを評価
 (一病棟2階)
最多リリーフ賞 繁忙を極める看護必要度の高い病棟へ習熟したナースをリリーフナースとして派遣した取り組み(周産母子センター)
ゴールデンリサーチ賞 入職3年目の研究に、1年をかけて取り組み日本看護学会看護管理で発表した。
「一般病棟の音環境に対する患者と看護師の認識」研究チーム
マナーアップ賞 接遇推進を目的とした委員会活動の成果に対して
 (ホスピタリティマネジメント委員会)

 

2010年 睦月



  あけましておめでとうございます。
  大雪の元旦!一面の銀世界の中で新年が 始まりました。
  今年は、どんな一年になるのでしょうか。
  NICUの増床や高度救命救急センターの開設は目の前に迫ってきています。
  また、ワークライフバランスに配慮した勤務形態や、卒後臨床研修推進などの取り組みも一層拍車がかかってきています。
  環境変化に飲み込まれることなく、健康に留意し、前向きに、そして充実した一年が過ごせますように。
 

今回は、看護部目標を推進するための委員会活動の中で、各部署での感染対策における役割モデルとして、実践活動を行っている「看護部感染対策委員会」のリンクナースの活動の一部をご紹介します。
  今年最初の委員会は、1月26日(火)に開催されました。この日は、委員会の活動目標を もとに、各自が所属部署において活動した内容について実践報告会が行われていました。
  手洗い順守率向上のための工夫としてポスターの掲示や、アンケート調査・擦式消毒剤の使用量調査・手洗いオーディットなどを行っていました。
  また、ミキシングテーブルの整理や感染性廃棄物処理を含むごみの分別に取り組
  んだリンクナースもいました。達成感のある活動や今後に課題を残す活動もありましたが、それぞれが 推進力として活躍していることがわかる報告会でした。
 
  定期発行紙;ぴかぴか通信

高度救命救急センターのヘリポートの建設は、吹雪の中で行われています。
春はもうすぐです!