看護部だより

2010年 水無月


6月になりました。水無月は「水を田にそそぎいれる月」という意味があるそうです。
津軽平野のあちこちで早苗が、さわやかな風にそよいでいるのを目にするようになりました。 夏の足音が聞こえ始めています。

看護部では、6月10日に、5月から開始した教育担当者の1日研修が行われました。
教育担当者は、看護部における教育の中で、部署で実施される研修の企画・運営を担当し、新人教育においては、プリセプターへの助言及び指導、また新人看護職員への指導・評価を行うことを役割としています。
この日は、朝からの講義で、盛りだくさんのプログラムを精力的受講していました。
 一日中立ち仕事が中心の生活から、学生に戻った感じがするという一方、座っているのも疲れるものだという意見も聞かれました。
 講義の最後の1時間は、教育指導支援者によるアロマセラピーのお話とハンドリートメントのデモンストレーションがあり、一日の研修の締めくくりを最高の形で終了しました。

6月16日.17日は、新人看護師研修「基本的な看護技術4」の研修が開催されました。
1日目の最初は、先輩看護師(2年目)がファシリテーターとなって、ネットワーキングが開催されました。先輩看護師として、頼もしくアドバイスし、後輩を勇気づける姿に1年間の彼らの成長の軌跡を垣間見た感じがしました。
きっと新人看護師は1年後の自分の姿を思い描いたに違いありません。

その後のプログラムは、ストレスマネジメント・業務の組み立て・呼吸生理 酸素療法・フィジカルアセスメント・看護過程と盛りだくさんでした。
2日間お疲れ様でした!

2010年 皐月



 弘前公園の日本一の「桜まつり」も終わり、りんごの花が咲き始めました。
 就職から一か月、新人は、少しずつ職場の雰囲気にも慣れてきたようです。
 「今年の新人は、元気な挨拶がいいね!」と最近よく言われます。
  元気ハツラツ!は、周りを元気にする力を持っているようです。
 さて、5月のはじめから、今年も看護の日に、入院患者様へお届けするメッセージカード作りが、新人ナースも交え各部署で行われました。
 今年のカードデザインは、大きなハート型の葉が印象的な「モンステラ」をモチーフにしています。
  モンステラの花言葉は、「うれしいたより」だそうです。患者様にとって、ご家族にとってうれしいたよりになるように、心をこめてメッセージを書きあげ、5/12 看護の日に受け持ち患者様へお届けしました。
  あちこちで、「ありがとう」の声や笑い声が巻き起こり、涙する患者様もいらっしゃいました。
  毎年この行事があることで、患者様に私たちが励まされていることを強く感じます。
 今年も幸せな看護の日でした。

 また、看護週間の期間中、外来ホールには、お花が今年も飾られました。
 今年のテーマは、「フラワーウオール(花のかべ)」 !たくさんの花が咲きほこり、患者様の目を和ませる一方、この壁がどのようにできているのか興味津々の方もいらっしゃいました。
 外来ホールは、カサブランカの甘い香りに包まれた癒しの空間を作り出していました。
 

2010年 卯月



4月新たな仲間を迎え、平成22年度がスタートしました。
4/1から3日間新採用者オリエンテーションが実施されました。
また4/8.9には、「基本的看護技術1研修」が開催されています。今回はその様子を一部ご紹介いたします。